【リポート：新潟県三条地域振興局企画振興部】日本橋・にいがた館NICOプラザ#2で「2007JAPANブランド at 三条・燕・加茂」がオープン (2007.10.4)

新潟県三条地域振興局と三条・燕・加茂の県央三つの商工会議所が共催による『2007JAPANブランド at 三条・燕・加茂』が、日本橋・にいがた館NICOプラザ#2（日本橋三越本店前）を会場に10月3日(水)午後３時30分にオープンした。道行く人が足を止めて訪れ、初日である3日は3時間で約100名の来場者があった。

リポーター：新潟県三条地域振興局企画振興部　渋谷敦嗣さん

6日まで日本橋・にいがた館NICOプラザ#2で開かれている「2007JAPANブランド at 三条・燕・加茂」

JAPANブランド育成支援事業は、経済産業省中小企業庁が進める事業で、地域の特性を活かした製品の魅力・価値を更に高め、全国さらには海外のマーケットにおいても通用する高いブランド力を確立するため、商工会議所等が地域の企業などをコーディネートしながら、マーケティングからコンセプトづくり、新商品開発、デザイン開発、評価、展示会開催など、総合的に支援を行う事業。

正面ウインドーのディスプレー

全国的にみても1県で2件程度の採択が多い中、県央地域の狭いエリアで3件の採択が成されたことで、県央地域のものづくりのポテンシャルの高さの証しといえる。

県内では、県央3商工会議所のほか、五泉商工会議所が高級ニット製品及び糸魚川商工会議所のヒスイ製品による事業が採択されている。

千葉県在住の日本橋の会社に勤務する40歳代の女性は、「どれも良い製品ばかりで、ほしいものが沢山ありますが、高くてちょっと手がでませんね。」と、目を輝かせて製品に見入っていた。

桐製品の展示

また、神奈川在住で金物商社勤務の50歳代の男性は、「私は大学時代の専門が木製品だったんですが、金物関係の会社に勤務して30年になります。燕三条の製品はよく取引させていただいていますよ。やっぱり本物の桐製品はいいなあ。」と、目を細めて加茂の桐製品を眺めていた。

この『2007JAPANブランド at 三条・燕・加茂』は、10月6日(土)午後5時まで開催している。