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古民家を舞台に根岸季衣さんが一人語り「弥三郎婆」を熱演 (2007.10.22)

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NPOしただテラ小屋(遠藤ケイ代表)は20日、しただ郷庭月古民家=三条市庭月=で「根岸季衣・一人語り『弥三郎婆』」を行い、テレビドラマでのおなじみの女優、根岸季衣さんが古民家を舞台に魚沼地方に伝わる伝説をベースにした『弥三郎婆』を語り、演じた。

しただ郷庭月古民家で行われた根岸季衣・一人語り『弥三郎婆』

しただ郷庭月古民家で行われた根岸季衣・一人語り『弥三郎婆』

遠藤さんらが再生した築100年以上の古民家が会場で、12畳の部屋の3間通しを舞台と客席に。110人が来場し、スタッフと合わせて約130人で会場は熱気に包まれた。

あいさつする遠藤さん

あいさつする遠藤さん

遠藤さんはあいさつで、古民家で舞台と考えたときに県内各地に伝わる伝説『弥三郎婆』を思いつき、魚沼地方に伝わる話に遠藤さんが自然との密接な暮らしや雪国の人間がもつ情念を加えて台本を完成させた経緯を説明。登場人物は弥三郎婆、伝説を話す語り部、語り部の話を聞く民俗学者の3人で、「これを演じ分けられるのは根岸さんしかいない」と紹介した。

舞台セットは、古民家の大きな梁(はり)や障子をそのまま生かした。わずかな照明で薄暗い室内、降り続く雨の音も演出に一役買った。

熱演の根岸さん

熱演の根岸さん

黒のロングドレスに白いレース、黒地の着物を羽織った根岸さんは火鉢の前に座り、「はい、ごめんなんしょ。聞きてえんなら、話さねえことはねえ」と新潟弁のおばあさんの語り部の言葉から始めた。

『弥三郎婆』の伝説は、山から帰らない猟師の弥三郎の後を追い、嫁は乳飲み子を残して川に身を投げる。残された乳飲み子と婆。婆は乳飲み子をもらい乳で育てるが、しだいに村中からうとまれる。食べものもなく、精根尽き果てた婆は、正気をなくして寝ている赤ん坊のほおにかみついて死なせ、恐ろしい形相の「弥三郎婆」に変わった。雪下ろしの雷が鳴るころになると、白髪のざんばら髪に口が耳まで裂けた弥三郎婆が子どもをさらいに来るという。

舞台後、来場者にサイン、握手する根岸さん

舞台後、来場者にサイン、握手する根岸さん

場面は、鬼の形相に変わった自分の姿を水がめをのぞいて知った弥三郎婆。会場から根木さんの姿が消えたかと思うと、しんと静まった会場の中ほどにあるふすまがパタン!と開き、遠藤さん制作の面をつけた根岸さんの弥三郎婆が飛び出し、客席から「わー、びっくりした!」と声が上がる意表を突く演出も。

燕市の女性は目の前で行われた一人語りに「鬼気迫るものがあった。はっとしたり、とにかくすばらしかった」と話し、さまざまな表情を見せた根岸さんの語りに「引き込まれた」と声を上ずらせていた。舞台後、根岸さんは古民家の入り口で来場者の求めに応じて笑顔でサインしていた。