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磨き屋シンジケートがリーガルとダブルネームでステンレス製シューホーン開発 (2008.2.28)
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燕市の研磨業者が中心の共同受注グループ「磨き屋シンジケート」は、大手靴メーカーの(株)リーガルコーポレーション=東京都=とのダブルネームでステンレス製のシューホーン(靴べら)を製造。「REGAL」と「磨き屋シンジケート」のふたつのブランド名が入ったシューホーンが3月に発売される。
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磨き屋シンジケートがリーガルとダブルネームで開発したステンレス製シューホーン
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シューホーンは長さ約7.5センチ、幅3〜4センチで、背広のシークレットポケットに入る携帯用サイズ。片面はつや消しのヘアライン仕上げ、もう片面が磨き屋シンジケートの磨いたビアマグカップやデジタル音楽プレーヤーでもおなじみのミラー仕上げ。
ヘアライン仕上げの面にレーザーマーキングで、ビアマグカップにも入れた磨き屋シンジケートのロゴマーク、その下に「REGAL」のロゴ。プラスチック製の昔からよくある靴べらは複雑な曲面なのに対し、靴べらの機能はそのままにシンプルでシャープな造形は積極的に人に見せたくなるほど美しい。定価3,150円。
磨き屋シンジケートのビアマグカップが男性ファッション誌で紹介されたのがきっかけで、昨年10月ころにリーガルのデザイナーから「あのマグカップのような靴べらを作ってほしい」と話があり、今回のコラボレーションが実現した。
シンジケートが磨く前の元となる靴べらは、燕市内の洋食器メーカーが製造する。デザイナーがイメージする靴べらを探したが見つからず、代わりに茶筒のなかの茶葉をすくう茶箕(ちゃみ)ならあると、洋食器メーカーで見せてもらい、それがベースになった。
商品開発は燕商工会議所が燕市から委託された新分野創出事業として開発。試作を繰り返してオリジナルの量産用の金型を製造、2月末に完成して3月から全国のリーガルショップで販売され、初年度は3,000個を納入する計画だ。
ダブルネームは、商品を提供するブランドとデザインするブランドといったように役割分担し、どちらのブランドもメリットを共有できると判断した結果、コラボレートすることが多い。
磨き屋シンジケートにとって、初めてのダブルネーム。オリジナル商品のビアマグカップ以外は、これまで何を磨いても自分たちのロゴマークが入ることはなかった。
お客さま窓口の高野雅哉さんは、あの「REGAL」が認めてくれたと喜ぶ。これまでにないファッション関係のブランドとのコラボレーションであり、新たな可能性が広がったと期待する。
「磨き屋シンジケート」ブランドの基準や取り扱いは、専門家と研究しており、地元のメーカーとのタイアップも視野に入れる。今回の靴べらも、ものづくりの町だからこそ簡単にできた。家電や半導体など国内外の成長産業の仕事をすることが多いが、メンバーには地元の製品が売れることで地元からの磨きの仕事が増えればという思いもある。
産地のイメージアップにつながり、中国製品ではなく燕製品を選んでもらえるようになればと期待するが、磨き屋シンジケートの現在の仕事は、せいぜい数億円規模で燕の工業出荷額の1%にも満たない。高野さんは「本当の意味での波及効果はまだまだ。燕の地場産品が売れるようにならないと」と話している。
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