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三条市の金子材木店が「2007越後杉の家デザインコンペティション」完成部門で優秀賞 (2008.3.12)

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三条市月岡3、金子材木店(金子隆正社長)は、新潟県木材組合連合会主催「2007越後杉の家デザインコンペティション」の完成部門で、県内産のスギを約95%使って建設した住宅で優秀賞を受賞した。 

2007越後杉の家デザインコンペティションの完成部門で優秀賞を受賞した金子材木店の金子幸夫専務

2007越後杉の家デザインコンペティションの完成部門で優秀賞を受賞した金子材木店の金子幸夫専務

同コンペティションは、新潟県で育った「越後杉(新潟県産スギ)」の特性をいかし、地域環境に配慮した「越後杉の家」の魅力を高め、県民にその良さを認識してもらい、消費拡大につなげようと昨年に続いて開かれた。

越後杉を4割以上利用した家を対象に、イメージ図と設計図などを審査する提案部門と、新築住宅か改築住宅の写真・設計を審査する完成部門の2部門で募集し、県内外の建築業者や学生、施主などから完成部門46、提案部門19の計65点の応募があった。

2月に北野大明治大学理工学部教授らが審査し、両部門とも最優秀賞1点、優秀賞2点を決め、同社の新潟市に建築した住宅が完成部門の優秀賞に輝き、3月8日に新潟市で表彰式が行われた。

優秀賞を受賞した住宅は、健康に気を使う施主の「自分の育った土地の材料で、地元で一緒に育つ木と暮らしたい」との願いを形にした。応募パネルにはタイトルを「化学建材を排除したらこうなっった」、サブタイトルを「オール杉材で建てる超自然仕様の家。」とした。

優秀賞受賞作の応募パネル

優秀賞受賞作の応募パネル

その言葉通りに床は旧三川村(今の阿賀町)、そのほかは三条市で育ったスギの木で、建築に使った材木の約95%が県内産のスギ。断熱材は羊毛を使った。

同社の金子幸夫専務は、コンペティションに初めての出展での受賞に光栄なことと喜び、「住まいをされる人、自らが健康に関して真剣に取り組んでいかれたその成果だと思います。自分の生まれ育った環境の中でともに生育した杉材とともに暮らす。これこそが健康の秘訣(ひけつ)であると、住まい手が研究した結果の平屋建て住宅でした」。

さらに、「家を造ることは、一生のつきあいとなるその家族を幸せにしたいという気持ちをもつことで、職人はみんな同じだと思う」、「今後も暮らす人それぞれを考えた、それぞれの家づくりをしていきたい」と話している。