国定三条市長が臨時会見、燕市と一律実施の制度融資限度額と保証料100％枠拡充 (2009.12.1)

国定勇人三条市長は30日、12月定例会議案概要説明会終了後に臨時記者会見し、燕市と一律で実施する制度融資限度額と保証料100％枠拡充などについてを話した。

臨時記者会見を行う国定三条市長

経営に支障を生じている中小企業者支援のため、制度融資の三条市中小企業経営安定化緊急対策資金で融資限度額を1,000万円から2,000万円に引き上げ、信用保証料の100％補助枠を拡充するもの。補助率は、これまでと同じく新規・増額の借り入れの場合は一律100％とし、新たに借換を含む場合も60％の補助を行う。既存資金の借換も可能で、12月1日から22年3月31日まで実施する。

ほかに、12月10日から12日まで東京ビッグサイトで開かれる「エコプロダクツ2009」への三条市ブースの出展について話した。

また、11月20日から4日間、表参道・新潟館ネスパスで行ったイベント「越後三条食と技展’09」について、合計約2万人が来場したと話した。出店者らの予想を上回る来場者に、物販は2日目には売り切れとなった商品も多いほどの盛況だった。担当の市営業戦略室によると、東京初出店のカレーラーメンやサツマイモコロッケ「越の紅コロ」も客の反応がよく、東京でも通用すると生産者など出店者の自信にもつながったようだと話した。