燕市長選が4日告示、1陣営しか出馬の動きはなく無投票当選の公算が大 (2010.4.3)

すでに引退を表明している小林清市長の任期満了に伴う燕市長選挙が4日告示される。2日までに立候補を表明しているのは元県職員の鈴木力氏(49)＝燕市吉田大保町＝だけで、無投票の公算が大きい。

燕市役所吉田庁舎前に設置された燕市長選挙のポスター掲示場

立候補の届出は、4日午前8時半から午後5時まで燕市役所吉田庁舎で受け付ける。選挙になれば11日が投票日。

燕市選挙管理委員会（加藤登喜夫委員長）は、燕地区146、吉田地区73、分水地区60の市内計279カ所にポスター掲示場を設置した。

同選管によると、2日午後6時までに立候補の届出の書類を渡したのは鈴木陣営だけ。受け付けをスムーズに行うための書類の事前審査も鈴木氏だけが行った。ただ、立候補に必要な法務局への供託金100万円の納付や書類の届出も告示当日でも可能だ。

鈴木氏は2日夜、吉田地区で告示前最後のミニ集会に出席。3日は報道の取材対応や翌日の準備を行う。告示の4日は、立候補の届出のあと午前9時に燕市杣木の後援会事務所で出陣式を行い、9時半に街宣車に乗り込み、市内数カ所での街頭演説に出発する。