花曇りながら週明けの5月上旬並みの陽気で県央地域のサクラは一気に開花が進んで見ごろに (2010.4.20)

県央地域のサクラは先週末、見ごろまでもう少しだったが、週明け20日は気温も上がって一気に開花が進んで見ごろを迎えた。

弥彦・テニスコート脇のサクラのライトアップ

20日は花曇りながら、三条では5月上旬並みの19.1度まで気温が上がった。ようやく訪れた暖かい陽気に誘われるように、県央地域の夜桜見物もぐっと増えた。

県央地域のサクラの名所、弥彦村・弥彦公園のテニスコート周辺のサクラは、五分咲き前後。ライトアップしていることもあって夜桜見物の客に切れ目がなかった。若い男女が目立ち、弥彦山のふもとで闇の中にくっきりと浮かび上がるサクラと一緒にケータイで写真を撮りあっていた。

三条市・八幡公園の夜桜

三条市・八幡宮に隣接する八幡公園は、グループや家族の見物が多く、酒宴を開く人たちも。開花は八分咲きていどにまで進んだ。

園内に下がったちょうちんや街灯がサクラの花を照らし、淡い光りを放っているかのように見えるサクラは情緒たっぷりだ。

燕消防署前の中ノ口川左岸のサクラのライトアップ

開花の遅れで予定を1週間延長し、25日までライトアップしている燕消防署前の中ノ口川左岸のサクラもようやく見ごろだ。まだつぼみが多く、強風に見舞われなければ今週末まで何とか花がもちそうだ。

対岸から見るライトアップは、見事のひとこと。輝く樹形を中ノ口川の川面に反射させて、まるで宝石のように華やかだ。