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15日の三条まつり大名行列を先導する三条先供組合、本番に向けて奴の練習を開始 (2010.5.12)

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三条まつりで15日行われる名物行事の大名行列まであとわずか。行列をを先導する三条先供組合(赤坂一夫会長・40人)は、10日夜から行列の花形ともいえる奴(やっこ)の練習を行っている。

三条市立第二中学校で練習する三条先供組合

三条市立第二中学校で練習する三条先供組合

10万石の格式とされる三条の大名行列は江戸時代に始まったとされ、毎年400人近い編成の行列で八幡宮を出発し、商店街通りを西から東へ進む。

その行列の先頭の鉄棒、露払いに続く先供は、先箱(さきばこ)、長柄(ながえ)の傘、大羽熊(おおはぐま)、投鞘槍(なげさややり)、天目槍(てんもくやり)、台傘(だいがさ)、立傘(たてがさ)、手杵傘(てぎながさ)の道具の順に、2人1組で、たがいに道具を投げて受け渡しながら進む。

静かな行列の中では最も動きのあるパートで、本番当日は受け渡しがうまくいくと沿道の観客から拍手が送られる。

同組合は毎年、1日に八幡宮で顔合わせを兼ねた練習を行い、10、11、12日の午後7時から9時過ぎまで本格的な練習をして本番にのぞむ。

三条先供組合のメンバーで集合写真

三条先供組合のメンバーで集合写真

練習は三条市立第二中学校で行っている。2日目の11日は、雨降りなので、グラウンドから体育館に場所を移して練習。メンバーは仕事帰りの作業服やトレーニングウエアで参加し、練習用の道具を使って「えーとまーかーせー」と声をかけ、人差し指を立てて両手を広げ、外股で足をけり上げる独特の歩き方で歩いた。

メンバーは、23歳から60歳の男性ばかり40人。ことし加入したばかりの30歳の新人からキャリア約35年のベテランまで、本番当日は仕事を休めない人もおり、交代要員1人というぎりぎりの28人の参加。同組合では今後、組合員の募集を考えていく必要があると話していた。

この日の練習の締めくくりでは、最後の練習の翌日については「明日は本番と思って、自信をもってやりましょう!」と呼びかけ、「ここにいるメンバーが1人でもかけないようにたのみます」と、けがなどのないように本番には準備万端でと求めていた。