30日に保内公園緑の相談所で三条バラ愛好会が春のバラ展 (2010.5.29)

県央地域のバラ愛好者でつくる三条バラ愛好会（丸山祥子会長・会員30人）は30日、三条市保内公園緑の相談所で春のバラ展を開き、会員の育てたバラの花のアレンジメントや鉢植えを展示する。

30日に三条バラ愛好会の春のバラ展が開かれる三条市保内公園緑の相談所

春と秋の年2回開いているバラ展。さまざまな品種のバラを一度に観賞でき、会員から育て方のアドバイスも受けられるのも好評で、昨年は800人余りの来場があった。今回は切り花30種、鉢植え100鉢余り、会員手作りのアレンジメントも展示する。

息をのむほど美しいバラの花

ほかにも、フラワーアレンジメント教室やドライフラワーの小物の販売。フラワーアレンジメント教室は、バラを含む花を使ったアレンジメントの製作で定員30人。材料費1,000円が必要だが、それ以上の値段になる花を扱えるとあって、開場前から並ぶ人が出るほどの人気だ。

バラ展前日の29日、会員は展示作業を行った。ことしは気温が不安定で、バラ展にあわせて開花させるのに苦労した珍しい年と言う。

外に置いている鉢植えを玄関や部屋に入れたり、ストーブをつけたりして開花を早め、バラ展に間に合わせた人も。それでも「みなさんに見てもらい、きれいといってもらうのがうれしい」と、手を休めずに鉢植えを並べていた。

アレンジメントの展示コーナーには、ゆっくりとバラ展を楽しんでもらおうと喫茶コーナーをもうけ、無料でコーヒーをサービスする。午前9時半から午後5時まで、入場無料。