三条市長が定例会見、7月13日に水害犠牲者の冥福祈る献花台を設置、6月26日にコンパクトストアオープン (2010.6.12)

国定勇人三条市長は11日、定例記者会見を開き、7月13日に7・13水害の犠牲者の冥福を祈る献花台を設置することや6月26日に中央商店街内のコンパクトストアオープンすることなど13項目について話した。

定例記者会見を行う国定三条市長

献花台の設置は昨年に続いて行い、7・13水害で犠牲になった9人の冥福を祈る。破堤現場の諏訪1地内、五十嵐川水害復興記念公園に7月13日午前9時から午後6時まで設置するとともに、堤防が決壊した時刻の午後1時15分から1分間、黙とう捧げる。あわせて市民にも黙とうを行うよう広報紙などで呼びかける。

その半月前の6月27日には、ことしも水害対応総合防災訓練を行う。今回は、今年度から三条市防災対策アドバイザーに就任した群馬大学大学院の片田敏孝教授に指導、助言を受け、さらに主に職員を対象に講演してもらう。「次の災害に強いステージづくりのキックオフ」と国定市長は話した。

コンパクトストアは、6月26日に三条市本町4で「コンパクトストア　まごころ」がオープンする。中心市街地で食品を扱う店舗が減り、買い物難民を救おうと三条中央商店街街振興組合が事業主体となって開店に向けて準備してきた。

食品ストアでは、青果、精肉、鮮魚、日用品などを取り扱う。「宅配デポ」のサービスも行い、同店か中央商店街加盟店で買い物をした商品を200円の宅配料で市内全域に宅配する。

オープン初日は午前9時半から店舗前で、10時半から三条ロイヤルホテル駐車場でオープニングイベントを行う。さらに、タレントのダニエル・カールさんを講師に午後3時から中央公民館で三条まんなかプロジェクトキックオフ講演会を開く。

ほかに、11月に4年の任期満了となる市長は「2期目の出馬は」との質問に答えたが、今現在の市長としての職務にほんろうされている状態とし、「この先のことはほとんど考えていない」、「今、与えられ、残された任期に注力をそそがせてもらいたい」と述べるにとどめた。発表した13の項目と定例記者会見で配付した資料へのリンクは次の通り。

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