28日も三条市は真夏日、アブラゼミの合唱がボリュームアップ (2010.7.28)

28日の三条市は晴れて気温が上がり、最高は33.5度の真夏日だった。

三条市横町地内の民家の木には10個以上のセミの抜け殻が

三条市消防本部の午後6時までの毎正時の観測では、明け方の最低気温は午前5時の24.6度で熱帯夜にこそならなかったが、寝苦しい夜に変わりはなかった。最高気温の33.5度は午後2時に観測した。

葉の裏にとまるアブラゼミ

連日の猛暑で、日中は窓を閉め切って冷房をつけっぱなしのことも多いが、外ではアブラゼミの鳴き声が暑さとともにボリュームアップしている。

三条市横町地内の民家の庭には、1本の木の葉の裏などに半透明の茶のセルロイドの作り物のようなセミの抜け殻が、すでに10個以上。根元には、幼虫がはい出てきたと思われる直径2センチほどの穴が開いていた。

昼近くだったが、葉の陰にはこの日、羽化したと思われるアブラゼミが1匹。暑さを避けるように日影でじっとしており、涼しくなるのを待っているようにも見えた。