9月5日、夏の中浦ヒメサユリ森林公園に移して昨年に続いて三条発・音楽フェスティバル「三条楽音祭」 (2010.8.27)

無料の三条発・音楽フェスティバル「三条楽音祭」が、9月5日正午から三条市・中浦ヒメサユリ森林公園で開かれ、国内で活躍するバンドや地元バンドによるライブをメーンにDJやパフォーマンス・イベント、さらに参加型のワークショップに出店と「三条の夏フェス」とも呼べるアウトドアイベントを展開する。

三条楽音祭のポスター

出演アーティストは、女性ニューウエーブバンド「ゼルダ」の歌い手、サヨコさんをはじめとしたユニット「サヨコ meets YA MAN RIDDM」がルーツ・ミュージックを聴かせる。96年の米国・ボストンで行ったジャムから生まれた新世代のダンスミュージックバンド「cro-magnon」。昨年の三条楽音祭に出演した「やっほーバンド」のキーボーディストも加わるこの日のためのスペシャルバンド「DUB FELLOW」もお目見えする。

さらに県内で活躍する越後唯一のルーツ・レゲエバンド「IRIE ROOTS VIBRATION」、地元三条市を中心に活躍するロックバンド「SOUNDS GOOD」も出演。そしてバンドの出演の間にDJをはさみ、新潟に限らず背ノックに活動を広げる「MYSTIC WARRIOR」、長岡市などで活躍するヒップホップDJ「RADA a.k.a SNEAKY」が出演する。

三条楽音祭のホームページ

その一方で、来場者が体験参加できる3つのワークショップを行う。「junjun」によるアフリカ太鼓「ジャンベ」、「studio f」によるHIP HOP ダンス、「iRie Wax」によるキャンドル作りで、それぞれ有料で参加申し込みが必要なものもある。

出店は物販、飲食、フリーマーケットなど18店舗。昨年はジャマイカなど民俗色豊かな日ごろふれる機会のないものを売る店舗が並んだ。今回は地元から県央工業高校が金属製のネームプレートを作ってくれる店を出し、日帰り温泉「いい湯らてい」やラーメン店「天狗屋」も出店し、出店をめあてに来場しても楽しめるくらいの内容だ。

今回、新しいのはパフォーマンス・イベント。オープニングで国定勇人市長のあいさつのあと、地元「studio f」のキッズダンサーズがHIP HOPダンス、NPO「三条おやこ劇場」がキッズダンスを披露。そしてラストは、junjun & FRIENDSによるベリーダンス&ファイヤーダンスでエンディングで、午後8時半に終わる。

三条楽音祭実行委員会（金子洋実行委員長）と三条市が主催する。昨年初めて三条・燕総合グラウンドを会場に開いたが、11月で荒天に見舞われ、寒風が吹きすさぶなかでのイベントとなった。

今回は暑い時期に、会場も下田地区の山手に移したので、夏フェス的な雰囲気も楽しめるかも。レゲエやダブが好きな人はもちろん、夏フェスのムードを味わったり、アウトドアのワークショップやイベントを楽しんだりと、幅広い人たちにアピールする内容で、大勢の来場を呼びかけている。

燕三条駅、三条庁舎、東三条駅、下田庁舎を経由する会場への無料のシャトルバスを運行する。運行時間は三条楽音祭のホームページの「三条楽音祭｜アクセス」にある。三条楽音祭に関する問い合わせは三条市生涯学習課（電話：0256-34-5511、内線248）か、やーまん「酒家」（電話：0256-34-5725、18時以降）へ。ワークショップの内容とタイムスケジュールは次の通り。

関連リンク

• 三条楽音祭｜新潟県三条市で開催の野外無料ライブイベント。フリーライブやワークショップ等。（新しいウィンドウで開く）
• 中浦ヒメサユリ森林公園 - 三条市（新しいウィドウで開く）