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燕市文化会館と新潟県文化振興財団は、10月17日午後2時から燕市文化会館でマイタウンコンサート「狩野泰一＆宮本貴奈デュオコンサート」を開き、佐渡在住の篠笛奏者と米国在住のピアノニストのコラボレーションで秋の一日を堪能してもらう。
篠笛奏者の狩野泰一さんとピアニスト宮本貴奈さんが共演する。狩野さんは1963年、東京生まれ。13歳でドラムを始め、一橋大学在学中にライブ活動を開始。1987年に佐渡を拠点とする創作和太鼓グループ「鼓童」のメンバーになってから、カーネギーホールをはじめ世界20カ国で1000回を超える公演に参加し、1997年に独立した。 2005年に『Fish Dance』でヤマハからメジャーデビュー。その篠笛の音色や息づかいはテレビでも知られるようになり、全国で篠笛ワークショップも展開。2010年には、3月24日にオリジナルCD『しあわせに』を、9月15日にはオールカバーCD『竹のうた』をリリースする。 宮本さんは、「風景と物語が見える」ピアニストと称される。茨城県結城市出身。クラシックとジャズをベースに幅広いジャンルで数多くの著名アーティストと共演し、活動範囲は20カ国を超える。 ボストン、ニューヨークを経て2001年にアトランタに拠点を移し、2003年に音楽界での実績により米国永住権を取得。「ジョージア州で最も影響力のある女性」や「アトランタベストジャズミュージシャン（2年連続）」ほかたくさんの賞を受け、作曲家、音楽プロデュ−サーとしても国際的に活動し、「ピアノ＆トーク」ワークショップや映画音楽も手がける。 狩野さんと宮本さんは以前からデュオコンサートで共演しており、県央地域では昨年11月にも弥彦総合文化会館で共演。また、2人にシンガーソングライターの中西圭三さんが加わったトリオコンサートを開いたこともある。 新潟県文化振興財団はさまざまコンサート企画を用意し、県内の市町村とタイアップして「マイタウンコンサート」を開いており、今回は燕市との共催。篠竹に歌口と指孔を開けたシンプルな構造の篠竹が奏でる日本伝統の音色とピアノとのハーモニーが聴きどころだ。 入場料500円で全席自由。チケットは市内と三条市、弥彦村のプレイガイドで販売している。問い合わせは燕市文化会館（電話：0256-63-7002）へ。プレイガイドは次の通り。
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