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18、19日と加茂山公園周辺で「AKARIBA 2010」、北越の小京都の風情をあかりやライトアップで演出 (2010.9.16)

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加茂青年会議所(牛腸和行理事長・会員42人)は18、19の2日間、加茂山公園青海神社とその周辺を会場に小京都を楽しむ会「AKARIBA(あかりば) 2010」を開き、「北越の小京都」とも呼ばれる加茂の初秋の風情をあかりやライトアップで彩る。

小京都を楽しむ会「AKARIBA 2010」のポスター

小京都を楽しむ会「AKARIBA 2010」のポスター

加茂山の中腹にある青海神社へ、ふもとの鳥居から一直線に上る参道。繊細で幾何学的なデザインが美しいきり絵模様のあかりと写真を素材に制作した小京都夢きり絵、続く男坂には階段の左右に家紋燈籠が並ぶ。

おもてなしあかりワークショップで作るあかり

おもてなしあかりワークショップで作るあかり

池の端には和紙の丸あかりと市民のあかり、野外ステージにはかまくらを模したあかりの夏のかまくら。ふもとに続く本町商店街にも夢きり絵、穀町商店街には「AKARI de 家紋・かもん」と、さまざなあかりがともる。

あかりは7、8月に開いた3回のワークショップで市民が制作し500個。さらに、19日は午後後1時から5時までみやげものセンター前のAKARIBA横町内で、おもてなしあかりワークショップを開き、来場者が夢や希望、地域の好きなところを書いて計300個のあかりをつくり、並べてもらう。

加えて先の8月の越後加茂川夏まつりはほとんど行事が雨で中止になったが、そこで行う予定だった灯籠流しのために園児が製作したとうろうも展示する。

池之端東屋のライトアップ

池之端東屋のライトアップ

ワークショップで製作したあかりは決まった形のものだが、市民のあかりは一般公募による作品。どんなオリジナリティーあふれる作品が展示されるか楽しみだ。また、過去には県内和紙のシェアの40%も占めたという、昭和50年代に伝承が途絶えた「加茂紙」とも呼ばれた地元の「七谷和紙」でつくったあかりも1点、展示する。

AKARIBAのイベントのファンになった市民有志は「AKARIBA会」を発足。活動初年度のことしは、加茂の花のユキツバキをモチーフにタケを使ったトンネルのあかり「雪椿隧道」を池の端から続く道に設置する。

「AKARI de 家紋・かもん」は、18日から20日までの毎日午前9時から午後6時まで「穀町 お宝町巡り」、18、19日と午後6時から9時まで「家紋・かもん灯り」を行う。「穀町 お宝町巡り」は、商店街各店舗が所有する歴史あるものや大切にしているものなど秘蔵のお宝を展示。「家紋・かもん灯り」は歩道に家紋をあしらった商店街オリジナルのあかりをともす。

小京都戦隊カモレンジャー

小京都戦隊カモレンジャー

ライトアップを行うのは、青海神社拝殿と池之端東屋で、2日間とも午後6時から9時まで点灯。また、ふれあいスタンプラリーも行い、2日間とも午後5時から本部でスタンプカードを先着100人に配布し、会場内5カ所に設置したスタンプをすべて押した人にAKARIBA 2010オリジナル手ぬぐいをプレゼントする。

2日目の日曜、19日はカモレンジャーフェスティバル、市民芸能、おもてなしキャンドルワークショップ、AKARIBA横町(飲食ブース)開設とさらにイベントもりだくだん。カモレンジャーフェスティバルは、地元ローカルヒーローの小京都戦隊カモレンジャーが登場。午前11時から野外ステージで特別ショー、正午から午後4時まで「あつまれ光のパワー!心の花ワークショップ」であかり作りと3つのカモレンジャーゲームに挑戦した先着300人にカモレンジャーハンカチをプレゼント。午後6時半からはカモレンジャームービーを上映する。

市民芸能が行われる青海神社神楽殿

市民芸能が行われる青海神社神楽殿

市民芸能は午後6時20分から8時まで青海神社神楽殿で行い、市民による琵琶、琴、雅楽、神楽と地元に伝承される芸能文化を披露。おもてなしキャンドルワークショップは午後1時から5時まで公民館で開き、廃油を再利用した地球にやさしいキャンドルを作成。AKARIBA横町は午前11時から午後9時までイベント内特設会場に飲食ブースを開設し、地元飲食店との味とのふれあいを楽しんでもらう。

さらに、和服で来場した人にも1日先着50人に本部テント前でオリジナル手ぬぐいをプレゼントする。浴衣や甚平でもOK。自分で着物が着られないという人にも強い味方。穀町商店街振興組合(電話:0256-53-2473)に事前予約すれば着付けをしてくれる。

加茂青年会議所小京都まちづくり共創委員会の大平一貴イベントリーダーとプレゼント用のオリジナル手ぬぐい、カモレンジャーハンカチ

加茂青年会議所小京都まちづくり共創委員会の大平一貴イベントリーダーとプレゼント用のオリジナル手ぬぐい、カモレンジャーハンカチ

同青年会議所は毎年秋にイベントを行い、さまざまに内容を変えて試行錯誤したなかで、3年前から“あかり”をテーマにした「AKARIBA」を開き、年々、内容を充実させている。「AKARIBA」を担当する小京都まちづくり共創委員会の大平一貴イベントリーダーは、「あかりやライトアップで加茂山の魅力を再認識し、加茂の可能性を感じてもらいたい」と言う。

「地域づくりは地域の特徴を生かし、自分たちが頑張ることが大切」で、「AKARIBA」をそのきっかけにしてほしいと市民の来場、参加を呼びかけている。メーンのイベントは18日は午後6時から9時まで、19日は午前11時から午後9時まで。会場周辺は駐車スペースが少ないので、車で来場する人は会場まで徒歩3分の加茂小学校臨時駐車場を利用する。