25日夜の本寺小路あかり物語第六章は、カレーラーメンなどの無料サービスに行列のにぎわい (2010.9.26)

三条市の繁華街、本寺小路など中心市街地の活性化を図ろうと25日夜、「本寺小路あかり物語第六章」が行われ、あんどんやキャンドルのあかりとともに三条別院（通称：東別院）をライトアップした幻想的な雰囲気のなか、訪れた市民はカレーラーメンの無料サービスやもちつきなどのイベントを楽しんだ。

25日夜行われた本寺小路あかり物語第六章

25日夜の本寺小路あかり物語第六章フォトアルバム

午後6時の三条別院や三条歴史民俗産業資料館のライトアップと同時に幕開き。鉄製の赤いあんどん約150を三条別院参道にともし、別院境内には、市内の幼稚園児が製作した紙筒のあんどんやたくさんのキャンドルを並べたキャンドルイルミネーションの柔らかなあかりが、ひんやりした空気と別院を照らすブルーのライトの中であたたかさを感じさせた。

無料サービスに本寺小路に大行列

一部を通行止めにした本寺小路ではイベントが行われ、昨年までと同じ「鍛冶雑炊」（協力・三条料理業組合）、カクテル「華路」（バーテンダー境界三条支部）の無料サービスに加えて、今回初登場のカレーラーメン（三条飲食店組合カレーラーメン）の無料サービス（各200杯）には開始30分前ほどから行列ができる人気。

市内幼稚園児が作製したキャンドルイルミネーションと三条別院のライトアップ

カレーラーメンは1人前の半分のサイズ。麺をゆでるのが追いつかないくらいのフル回転での提供だった。初めて食べたという中学生の女の子は「ちょっと辛かったけどおいしかった」と満足顔だった。

子どもたちに大人気だったバルーンアート

ほかにも、本寺小路「三和会」によるわたあめ、餅つき、和太鼓の演奏など次々と催しが行われ、訪れた家族連れなどはあかりで演出された幻想的な雰囲気と、三条の食、いろいろな催しで来場者を楽しませようとする本寺小路の人情を味わった。

三条別院と三条市歴史民俗産業資料館のライトアップは、翌26日の午後6時から9時まで行われる。