29日の三条は気温低めで夕方には不気味な夕焼け、台風14号接近で県内は30日昼から風雨強まる (2010.10.29)

29日の三条は、朝のうちは時々、小雨がぱらつき、その後はゆっくり青空が広がった。

燕市杉柳地内から29日の夕焼け

明け方の最低気温は午前1時の8.8度、日中の最高は午後3時の15.4度でそれぞれ11月上旬から中旬並みだった。雨は一時間単位で午前2時と同9時に0.5ミリずつ降った。

台風14号が近づいており、早くもその影響なのか、日没前は何層にもなったようにうねうねとした雲を夕日が異様に赤く染めていた。

新潟地方気象台の29日午後4時半発表の台風14号に関する情報では、台風14号は、29日午後3時には日本の南にあり、1時間に約25キロの速さで北東へ進んでいる。30日昼ころには紀伊半島沖を北東に進み、30日夜には房総半島付近に進む見込み。

県内は30日昼過ぎから東の風がしだいに強まり、最大風速は陸上13メートル、海上16メートルの見込み。台風周辺の発達した雨雲で30日昼過ぎから夜にかけて強い雨が降り、大雨となる所がある。

30日午後6時までに予想される県内の24時間降水量は、多い所で80ミリの見込みで、大雨や強風に注意を呼びかけている。