5日午後に燕市灰方で住宅1棟燃える、火災の原因は落雷か (2010.11.5)

5日午後、燕市灰方で建物火災があり、住宅1棟が燃えた。

火事のあった燕市灰方の住宅

燕署の発表では、午後2時47分に服部豊樹さん(39)方の木造2階建て住宅で火事があり、その2階部分約33平方メートルが燃え、4時19分に火は消えた。この火事によるけが人はなく、原因など詳しくは調査中。

現場は真幼稚園から南へ約200メートルの住宅地。近所の人の話では、一時は窓から火の手が上がった。また、2階部分を中心に燃えたようで、2階の窓ガラスを割って放水が行われ、火が収まっても窓からは白い煙が噴き出していた。

この日は午後から落雷が相次ぎ、服部さん方そばの信号機が落雷による異常電流で保護回路が作動し、灯火が消えた。そのため、燕署員が信号が消えた交差点で交通整理を行っていたときに服部さんの家から煙が出ているのを見つけた。出火当時、服部さんの家には誰もいなかった。

服部さんの家の近くの信号機は落雷で滅灯

服部さんの家のテレビアンテナにも落雷が原因と思われる焼け焦げが見つかり、火事の原因は落雷の可能性が高い。市民からの火災通報は、燕署員が見つけてから数分後で、信号機が消えてくれたおかげでいち早く火災を発見できたともいえる。