三条市が公募した県内初のオリジナルナンバープレート、採用作品はヒメサユリをモチーフにした大阪市のデザイナーに決定 (2010.11.9)

県内初の原付バイクなどのオリジナルナンバープレートの作成に向けてデザインを公募した三条市は9日、採用作品を発表した。

三条市が公募したオリジナルナンバープレートのデザインの採用作品を発表する国定三条市長

この日行われた定例記者会見で国定勇人三条市長が発表したもの。104点の応募があり、10月7日の選考会で採用候補を8点までしぼったあと、商標登録や重複応募をチェックして最優秀賞にデザイナーの塩崎エイイチさん＝大阪府大阪市＝、優秀賞に田中昭彦さん＝広島県広島市＝と佐藤政信さん＝三条市＝を決めた。

採用作品を基にデザインした5種類のナンバープレート

採用した塩崎さんの作品のモチーフは市の花のヒメサユリ。プレートの右半分にヒメサユリの花の上3分の1くらいが欠けるほど大きくデザインしたイラストを配した。輪郭はシンプルな白い線で、すっきりした印象。ナンバープレートの形状は左右の上の角を逆に谷のようにえぐったような形になっている。

ナンバプレートは原付バイクのほか、ミニカーや耕耘機などの車種によって色や大きさの異なる5種類を作成。来年4月1日に新ナンバープレートを交付開始する。

また、最優秀賞には7万円相当の三条産品を詰め合わせた福袋を贈るほか、2位には同じく2万円相当の、3位には1万円相当の福袋を贈る。