ことし4月開館の三条東公民館で21日まで「はじめての文化祭」 (2010.11.20)

4月に開館した三条市東公民館は20、21の2日間、同公民館の「はじめての文化祭」を開き、同公民館の講座受講生や地域の人たちの作品90点余りを展示している。

20、21日と三条東公民館で開かれている「はじめての文化祭」

作品は、同公民館で開講中の入門講座のなかから筆ペン、押し花、生け花、フラワーアレンジメントの4つの講座の講師と受講生の作品と、地域の人たちから募集した書道、絵画、写真、生け花、手芸などの作品計94点を展示している。

初日20日は、午後1時に開場式を行ってオープン。友人同士や夫婦連れなどが次々と訪れ、芸術の秋を楽しんでいた。

20日夜に開かれた秋のミニコンサート「マリンバ＆ピアノそしてボージョレ」

夜は秋のミニコンサート「マリンバ＆ピアノそしてボージョレ」。18日に解禁されたばかりの新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」を味わいながら鍵盤打楽器マリンバの演奏を楽しんでもらおうという趣向で午後6時から開き、定員を決めて事前に申し込みを受け付けた65人が参加した。

来場者はボージョレ・ヌーボーも味わってほろ酔い気分で生演奏を楽しむ

マリンバはアフリカ生まれとされる木琴と同様の構造をもつ楽器。演奏したのは三条市出身のマリンバ奏者、武蔵野音大卒の本間美恵子さん。新潟市の川崎祥子さんのピアノ伴奏でマリンバのほかに鍵盤が鉄でビブラートをかけられるビブラホンも演奏した。

ポップスやジャズの誰にも聞き覚えのあるポピュラーな曲を中心。腰が浮いてくるようなボサノバやワインにぴったりのビブラホンの独奏、マリンバの歴史や特徴の紹介も行って秋の夜をほろ酔い気分で楽しんでもらった。

21日の作品展示は、午前9時から午後4時まで。午前10時から正午まで茶席を設け、茶道の入門講座の講師と受講生が茶をふるまう。茶席券は1人200円。あわせて午後1時から4時まで芸能発表会を開き、保育所園児の発表、リコーダーアンサンブルとオカリナの入門講座の楽器演奏、地域の人による詩吟や手芸、踊り、カラオケなどを披露する。