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振り込め詐欺を未然防止した第四銀行三条北支店と同支店職員2人に三条署から感謝状 (2010.11.30)
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								三条署(富岡克隆署長)は29日、銀行窓口での対応で振り込め詐欺被害を防いだ第四銀行三条北支店(唐橋浩輔支店長・三条市嘉坪川1)と同支店職員2人に感謝状を贈った。 
								
									
										
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												 三条署著から感謝状を受けた左から第四銀行三条北支店の唐橋支店長、渡辺支店長代理、窓口担当の熊谷さん 
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								午後4時に唐橋支店長(48)と窓口を担当した熊谷秀太さん(24)、熊谷さんに指示をした渡辺由紀子支店長代理(40)の3人が三条署を訪れ、富岡署長が感謝状を読み上げて3人に手渡した。 
								振り込め詐欺被害を防いだのは、10日午後2時前のこと。三条市内の30歳代の女性が同支店を訪れ、振り込み用紙に記入して窓口で228,000円の振り込みを依頼した。 
								
									
										
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												 感謝状を手渡す富岡三条署長 
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								窓口職員がその行動に不審を感じて対応した結果、架空請求詐欺(ワンクリック詐欺)であることがわかって振り込みを中止。被害を未然に防いだ。 
								同行では、振り込め詐欺被害の防止の取り組みで、振り込みのときのチェックポイントなどを設け、職員2人で確認し、顧客に声掛けをしている。 
								窓口を訪れた女性は、手書きの振込用紙だったこと、送り先が遠方だったこと、振込先の名義がカタカナだったことなどに注目。窓口で担当した熊谷さんが「買い物の代金ですか?」などと声を掛けた。 
								渡辺支店長代理とともに話を聞くと、ワンクリック詐欺の可能性が高かったため、女性の了解を得て三条署に通報。同行に駆けつけた三条署員がさらに詳しく事情を聞くと、携帯電話の出会い系サイトなどで、電話で何度も催促を受けたという振り込め詐欺とわかった。 
								唐橋支店長は「とにかくお客さまが被害に遭わなくて良かった」と話し、本部と支店が一体となって振り込め詐欺の未然防止に取り組んでおり、利用者に声掛けすることがあることに状況と理解を求めた。 
								
									
										
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												 並んで記念撮影 
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								渡辺支店長代理は、「窓口が最後のとりでだと思う。気を引き締めて業務に当たりたい」、熊谷さんは、「被害がなかったのがいちばんうれしく思う。ますます、責任感をもって業務に当たりたい。最後のとりでの意識を自分のなかで強く思った」とそれぞれ、気持ちを新たにしていた。 
								富岡署長は、感謝の言葉を述べるとともに、未然防止は金融機関の協力が不可欠と言い「引き続き積極的にお願いします」と協力を求めた。 
								三条署管内で、ことし1月からこの日までの振り込め詐欺被害は3件、被害額は計約400万円。また、第四銀行では、このほど振り込め詐欺被害の相談専用ダイヤルを開設。受付時間は平日の午前9時から午後5時までで、電話番号は「025-222-5225」。 
								
								
								
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