三条市街地37の小路にQRコードも付いた「まちあるきツール小路看板」設置 (2010.12.14)

三条市が総務省のICTふるさと元気事業交付金を採択を受けて進めてきたQRコード（二次元バーコード）付きの「まちあるきツール小路看板」が年内に完成する。

三条市中央公民館はす向かいの小路に設置された小路看板

三条のまちなかに数多く残る「小路」の伝統文化をまちあるきに活用し、中心市街地の活性化を図るとともに、歩くことによって市民から「健幸（けんこう）」になってもらおうと、主に中央商店街と一ノ木戸商店街の北側にあたる中心市街地の小路37カ所に設置した。

14日の定例記者会見で小路看板を紹介する国定三条市長

縦に細長い標柱看板で、幅15センチ、奥行き5センチ、高さ160センチ。アルミ製で、黒地に白で小路の名称と簡単な名称の由来の説明、QRコードをプリントし、ラミネートでコーティングして耐蝕性や耐候性を向上させた。

看板のいちばん上にQRコード

QRコードは、多くの携帯電話が読み取り機能を備えており、看板のいちばん上にあるQRコードを読み取るとインターネットアドレスが表示され、そのリンクを開くと市のホームページ上にあるそれぞれの小路を説明するページが開く。

さらにこれらすべての看板の設置場所を表示する案内看板も市街地4カ所に設置。小路看板はすでに設置が終わっており、案内看板は年内に設置が終わる。

GPS情報による現在地を基に周辺情報を表示するiPhoneアプリ「ふらっと案内」にも対応。各小路のデータが入力してあるので、近くにある小路のデータを見たり、小路を渡ってまちあるきするガイドにしたりできる。

【「ふらっと案内」での画面表示】

【QRコードのリンクで表示される小路の情報】