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燕市燕の地下水で環境基準を超す塩化ビニルモノマー検出 (2010.12.16)

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県は16日、22年度地下水の水質測定計画に基づく継続監視調査で13日に調査した3地点のうち、燕市燕地内の1地点で地下水から環境基準を超過する塩化ビニルモノマーが検出されたと発表した。

燕市燕の調査地点では、環境基準値が0.002mg/Lのところ、その約40倍にあたる0.081mg/Lの塩化ビニルモノマーが検出された。

塩化ビニルモノマーは、昨年11月に新たに環境基準が設定され、今年度から測定を実施。環境基準を超える塩化ビニルモノマーが検出された燕市の調査地点では、塩化ビニルモノマーの使用実態はなく、これまでの地下水の調査で汚染が確認されているトリクロロエチレンなどが分解して生成したものと考えられる。

なお、この井戸と周辺井戸は、過去に地下水汚染がわかったときに飲用抑制指導を行っており、現在も飲用実態はないが、念のため飲用抑制指導を市に要請した。

塩化ビニルモノマーは、主な用途は塩化ビニール樹脂の原料で、肝臓の血管肉腫など発ガン性のある物質といわれる。地下水の環境基準(0.002mg/L以下)は、体重50kgの人がその地下水を1日2Lを一生涯にわたって飲み続けた場合の発ガンリスクが10万分の1となる濃度として設定されている。