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県事業所内託児所設置推進モデル事業で三条市・アーネストに設置された託児所「ニコニコ ルー夢」で開所式 (2011.2.17)

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新潟県の平成22年度新潟県事業所内託児所設置推進モデル事業を活用して事業所内に託児所を設置した三条市福島新田、日用品雑貨卸売業のアーネスト(株)(鈴木邦夫社長)で17日、事業所内託児所開所式が行われ、泉田裕彦県知事も列席して赤ちゃんと一緒に安心して出勤できる同施設のオープンを祝った。

 アーネストで行われた事業所内託児所開所式、左から国定市長、鈴木社長、泉田知事、佐藤県議

アーネストで行われた事業所内託児所開所式、左から国定市長、鈴木社長、泉田知事、佐藤県議

正午前から同社で開所式が行われた。鈴木社長はあいさつで開設の経緯を説明。以前から社内に託児所設置の思いがあり、2年前に1階が空いたので託児所開設の検討を進めていたところ、県のモデル事業が始まったことを知って申請した。

社員も喜び、会社にもいいことで、子どもと一緒に会社に来て働いている間、近くに子どもがいて、希望すれば休み時間に授乳もでき、安心して預けられるだろうと期待。県の最初のモデルケースでもあり、有効に活用し、同社の発展につながり、周りの会社もやってみたくなる託児所にしたいと願った。

来賓の泉田知事は、県内卸売業第1号の設置に感謝し、ワーク・ライフ・バランスの実現にも重要な施設であり、「文化を変えていくきっかけになれば」と期待した。続いて、国定勇人三条市長が祝辞を述べ、託児所の前でテープカットのセレモニーを行った。

赤ちゃんの前ではみんなが笑顔に

赤ちゃんの前ではみんなが笑顔に

同事業は、県の安心して子育てができる職場づくりの一環で、事業所内託児所の設置を推進するため昨年、モデル事業所を募集。要件を満たした同社と新潟市西区の介護施設運営などを手掛ける(株)ナーシングホーム新潟の2社をモデル事業所に決めた。

県が設置費と運営費の補助も行っており、アーネストは卸売業では県内で初めての託児所開設となった。

託児所の名称は「ニコニコ ルー夢(ム)」。社屋1階部分の倉庫の一部約130平方メートルに新築した。定員は0歳から5歳までの乳幼児9人で専任保育士2人を置き、同社営業日の午前8時から午後6時まで託児する。利用料は月額で2歳未満が7,000円、3、4歳が6,000円、4歳以上が5,000円。

実際には1月末から稼働しており、現在は女性社員の赤ちゃん2人が利用しており、この日は短期として男性社員の赤ちゃん1人も保育を受けた。

託児所を利用して働くアーネストの社員と安心の赤ちゃん

託児所を利用して働くアーネストの社員と安心の赤ちゃん

産休明けの1月中旬から娘の彩羽ちゃん(4カ月)をあずけている早川美由紀さん(37)は、夫婦2人の生活なので出産を機に退職を考えていたが、託児所が開設っされることになって「会社を辞めずに、子どもと一緒に安心して働くことができて本当によかった」と喜んだ。妊娠している友人からは「私もアーネストに入れてほしい」とうらやましがられていると言う。

同社は社員77人のうち、女性が33人。すでに利用予約もあり、年内に4人が利用する。現在のところ利用は社員で、社員が父、母いずれでも利用できる。定員などの状況にもよるが、周りの事業所から希望があれば社員以外の利用も検討する。