計画停電に対応しようと三条市は午前7時半から臨時の庁議 (2011.3.16)

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東北電力が16日午前9時から正午まで三条市を含む地域で計画停電を予定していたため、計画停電に対応しようと三条市は午前7時半から臨時の庁議を行ったが、計画停電は見送られた。

計画停電に備えて16日午前7時半から三条市役所で開かれた庁議
計画停電に備えて16日午前7時半から三条市役所で開かれた庁議

市長、副市長、教育長、部長ら集合して臨時の庁議を開き、午前8時の東北電力の計画停電実施の有無の決定を受けての対応などを協議した。

国定市長は冒頭のあいさつで、「念には念を入れて、万全の体制で臨んでいきたい。そのための最終確認」と述べた。

しかし東北電力は午前8時に9時からの計画停電の実施を見送ると発表したため、計画停電中止の場合の対応や各部の備えなどを確認して庁議を終わった。

庁議は非公開だったが、終了後に国定市長が内容についてなどを話した。見送りになったことについては「ほっとしている」と述べたが、「ただ、きょうだけのことであり、今後も続くこと。日常化することを覚悟をして取り組んでいかないといけない」として、次の予定の18日以降、さらなる停電への備えや節電を続けるとした。

今後の対応としては、ごみの焼却炉も停電になればストップすることから、市民にごみの減量も呼びかけ、「今、ただちにということではなく、不測の事態に備えて」と強調しながら、水の消毒をするなどの薬剤が入手しにくくなっているため、節水も求めた。さらに、県との関係にもよるが福島県からの避難者を迎え入れる環境を整えることをこの日のうちに準備したいと話した。

また、停電とは別に、14日に宮城県名取市に支援のため派遣した職員10人が、長岡市や見附市、小千谷市といっしょに派遣した職員計32人ととも戻ったことも明らかにした。当初は長期的は派遣を見込んだが、名取市の避難所が立ち上がることができたこと、新潟県をあげて被災者を迎え入れる体制に力点をおいていくこと、原子力発電所の問題など総合的な判断により、いったん引き上げたと説明。派遣中止ではなく、仕切り直して再度派遣ということもあると話した。


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