燕市・国上寺の木造千手観音菩薩立像が県指定文化財に指定されたのに伴って指定書を伝達 (2011.3.29)

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燕市国上、真言宗豊山派国上寺(山田光哲住職)の木造千手観音菩薩立像(もくぞうせんじゅかんのんぼさつりゅうぞう)が22日に県指定文化財に指定されたのに伴って28日、藤沢健一燕市教育長が同寺へ指定書を伝達した。

県指定文化財となった国上寺の木造千手観音菩薩立像
県指定文化財となった国上寺の木造千手観音菩薩立像

2月28日開かれた新潟県文化財保護審議会(中島栄一会長)で、4件を県文化財に指定するよう答申が出され、同寺の木造千手観音菩薩立像もそのひとつ。像高108.6cmで、同寺の須弥壇(しゅみだん)上の厨子(ずし)内に安置される。頭上に十一面をいただく四十二臂(ひ)の寄木造の彫刻で、鎌倉時代の製作とみられる。

衣文(えもん)の彫りは硬化し、強い眼差し、鼻や口の写実的な彫り口、化仏(けぶつ)の髪形や面貌に特徴があり、後補された所もあるが、保存状態は良好で、彫刻の価値は極めて重要とされる。

藤沢教育長(左)から指定署を受け取る山田住職(右)
藤沢教育長(左)から指定署を受け取る山田住職(右)

午後4時に藤沢健一燕市教育長が同寺を訪れ、指定書を手渡したあと、さっそく木造千手観音菩薩立像を仏像に見るのが好きと言う藤沢教育長は、「すばらしいですね!」を連発。国上寺といえば良寛が晩年を過ごした五合庵があり、良寛のゆかりの地として全国に知られるが、仏像ファンの注目も集めそうだ。

木造千手観音菩薩立像を厨子の中に安置する
木造千手観音菩薩立像を厨子の中に安置する
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