燕市・大河津分水さくら公園が1日オープン、「さくらのオーナー」による24種類401本のサクラで新たなサクラの名所に (2011.4.4)

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燕市が大河津分水路右岸のサクラ並木に隣接して整備を進めてきた大河津分水さくら公園=燕市五千石=が完成し、1日オープンした。

1日オープンした大河津分水さくら公園、大河津分水右岸堤防のサクラ並木から
1日オープンした大河津分水さくら公園、大河津分水右岸堤防のサクラ並木から

広さは約49,600平方メートルで、中央広場、多目的広場、駐車場などを備える。中央広場には土を盛った築山もある。多目的広場はここで開かれる分水おいらん道中のときには駐車場にも利用できる。

舗装された駐車場は小型車143台、観光バスなど大型車10台を収容できる。ほかに先にリバーフロント整備センター=東京都中央区新川1=から寄付を受けた東屋が2棟ある。トイレは交通公園にある仮設トイレを移設するが、それまでのつなぎの仮設3基を設置している。水飲み場は2カ所。

 中央広場
中央広場
多目的広場
多目的広場
駐車場
駐車場

そして園内には24種類401本のサクラを含む663本の高木と3,790本の低木を植栽した。これら樹木多くはNPO分水さくらを守る会(村上謹一会長)を通じて「さくらのオーナー」を募集し、個人や企業・団体から寄付を受けた。

個人は1本1万円(銘板を含む)で募集し、54人が寄付。企業・団体は1本2万円(銘板は別にプラス1万円)で63の企業・団体から寄付があった。銘板を見ると個人は地元出身と思われる東京都在住者が目立つ。

寄付された樹木に設置されたオーナーの銘板
寄付された樹木に設置されたオーナーの銘板

同公園は防災公園という位置づけで、燕市は市民ひとり当たりの公園面積が少ないといったことから平成20年度から整備を進めてきた。国が進める大河津可動堰改築事業に伴う掘削残土を公園の敷地の田んぼ入れるため、公園整備と並行して行われた。

17日開かれる予定だったことしの分水おいらん道中に間に合うようにと整備が進められてきたが、東日本大震災の影響でことしは中止に。また、同じ日に行う予定だった「さくらのオーナー」による植樹祭も中止になったのは残念だが、オープンを知った近所の人たちがぽつぽつと来園ししており、市民の利用を呼びかけている。

駐車場への入り口は時間で開閉し時間外は鎖で施錠するので注意。開いている時間は、6月30日までは午前7時から午後6時まで、7月1日から8月31日までは午前6時から午後7時まで、9月1日から30日までは午前7時から午後6時まで、10月1日から11月30日までは午前7時から午後5時まで。問い合わせは都市計画課公園緑地係(分水庁舎、電話:0256-97-2111、内線312)へ。

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