震災前の日常を取り戻してもらおうと燕市が避難している人たちに畑を無料で貸し出す試みを開始 (2011.4.8)

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燕市へ避難していてもふるさとで日課だった畑仕事を再開し、少しでも震災前の日常を取り戻してもらえればと、燕市は避難している人たちに無料で畑を貸す試みを始めた。

第2避難所に掲示した無料で畑を借りる人を募集するポスター
第2避難所に掲示した無料で畑を借りる人を募集するポスター

畑は第2避難所の市民研修館・武道館から数百メートルほど離れた燕市八王寺地内にあり、広さは約1,200平方メートル。所有者が畑を無料で貸してくれることになった。

畑を借りたい人の参加申し込みを受け付けいるところで、作付けを希望する野菜や花、面積がまとまりしだい調整して貸し出しを始める。

無料貸し出しを行う畑の周辺のようす
無料貸し出しを行う畑の周辺のようす

第2避難所には約80人が避難している。避難している人の多くが高齢者。仕事をもっている人の多くは、一時的にせよ福島県南相馬市などふるさと戻っているため、就業を希望している人は数人しかなく、それよりも畑仕事のニーズが多い。

そこで畑仕事をすることが日常を取り戻し、社会参加につながり、心のケアにもつながるのでと、畑の貸し出しを企画した。

第2避難所へ避難している人たちの代表、元市職員の佐藤賢二さん(59)=南相馬市鹿島区=も、もともとは農家。「10人くらい申し込みがあるんじゃないかと思います」と歓迎し、「葉ものが中心になるでしょうね」と春耕を楽しみにしている。


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