燕市子ども体験活動支援センターが燕市に避難している人たちからも参加してもらってチューリップの花でアート作品制作 (2011.4.26)

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燕市子ども体験活動支援センターでは、東日本大震災で中止になった「燕楽・花絵の巻」に代えて23日、燕市に避難している人たちからも参加してもらって新潟市へチューリップを摘みに出掛け、摘んだ花でアート作品を制作した。

燕市子ども体験活動支援センター主催で燕市大曲河川公園で花のアート作品制作
燕市子ども体験活動支援センター主催で燕市大曲河川公園で花のアート作品制作

「にいがた花絵プロジェクト」の一環で燕市大曲河川公園ファンクラブは毎年、同公園で花絵を制作しているが、ことしは自粛。とはいえチューリップは関係なく成長することから、今回は形を代えて同センターが主催して行うことにした。

参加したのは、市内児童がさまざまな体験活動を通じて協調性や自立心を養うことを目的にした「風の子くらぶ」の3年生以上の小学生19人と大半が福島県南相馬市民の燕市へ避難している人のうち数十人。それに、避難している人たちとの接点になればと避難者受け入れのホストファミリーを申し出ている7組の家族、さらにことしを金属洋食器製造100周年記念メモリアルイヤーとする日本金属洋食器工業組合の10人近くも参加した。

「風の子」くらぶの子どもたち
「風の子」くらぶの子どもたち
 「風の子」くらぶの子どもたち
「風の子」くらぶの子どもたち

午前中はバスに分乗して新潟市東区河渡の球根栽培農家のチューリップ畑へ向かい、ピンク1万本、白2万本の2色のチューリップの花を摘んでトラックで持ち帰り、燕市社会福祉協議会で豚汁で昼食のあと、燕市大曲河川公園で花を使ったアート作品を制作した。

びっしりと穴の開いた一畳大の板がカンバス。それを2枚並べて2色の花を挿し、文字や絵を描いた。「風の子くらぶ」は「風」、避難している人たちとホストファミリーは「馬」の文字。日本金属洋食器工業組合は愛称の「YOKO」の文字とフォークやナイフを描いた。その後、燕市社会福祉協議会わきのモニュメントのそばの緑の上に花を並べてハートや「つばめ」の文字も描いた。

モニュメントのそばにも花で絵や文字
モニュメントのそばにも花で絵や文字

小雨が降ったりやんだりのあいにくの天気だったが、思いのほか熱中。市の名前に「馬」がある南相馬市は、国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」で知られ、その日のためにウマを飼っている家が多く、ウマは日常的な存在。南相馬市民は「優しそうな“馬”になったね」とできあがりに満足し、子どもたちがつくった「風」に「なかなかうまいね。大したもんだ」と話していた。

「風の子くらぶ」の「風」
「風の子くらぶ」の「風」
 第4回「草刈賞」
燕市に避難している人たちの「馬」
日本金属洋食器工業組合の「YOKO」
日本金属洋食器工業組合の「YOKO」

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