小学生から高校生が団員の三条ジュニア合唱団、2回目の単独コンサートを18日にコロナホールで東日本大震災チャリティーコンサートとして開催 (2011.7.14)

小学生から高校生で構成する三条ジュニア合唱団（中沢幸雄代表）は、18日午後2時からコロナホール＝三条市東新保・(株)コロナ本社3階＝で「こころひとつに！」東日本大震災チャリティーコンサート＆「歌声をあなたに」（櫻井綾なつかしの童謡♪日本のうた）を開くので、来場を呼びかけている。

三条ジュニア合唱団は、平成6年に現在の名誉顧問の深海勉さんが創設した小学生から高校生で構成する合唱団。今は小学2年生から高校3年生までの17人を団員に、燕市に住むソプラノ歌手の櫻井綾さんが音楽指導する。

三条市や新潟市の市民音楽祭など外部主催のコンサートに出演することは多いが、今回は2回目の単独コンサート。東日本大震災の発生を機に指導者、親の会、団員が「何か自分たちにもできることを」と、チャリティーコンサートを企画した。

コンサートは、2部構成。第1部はソプラノ櫻井綾さん、ピアノ石井朋子さんの出演で「なつかしの童謡♪にほんのうた〜なつかしの日本の童謡〜中田喜直の名曲〜」。

第2部は、三条ジュニア合唱団「こころひとつに！」。曲目は、金子みすず童謡曲集『ほしとたんぽぽ』より〜こだまでしょうか〜みんなをすきに〜わたしところりとすずと〜ほしとたんぽぽなど。

金子みすずさんの詩は、震災直後からテレビコマーシャルで放送されて話題になったが、同合唱団ではことし、震災以前から金子さんの童謡曲集に取り組んでいたことにも何かの縁を感じている。子どもたちのいきいきとした歌声を聴いて震災復興を祈念するコンサートであり、大勢の来場を呼びかけている。

入場料は、前売り1,000円、当日1,200円。中学生以下は無料だが、入場整理券が必要。チケットや整理券は、あぽろん、ノアハウス、はりやま楽器、プリモ、北越楽器で取り扱っている。なお、チャリティーのためチケットの払い戻しはできない。問い合わせはノアハウス（電話：0256-34-0384）へ。

関連リンク

• 三条ジュニア合唱団：こころひとつに！（新しいウィンドウで開く）