燕市・分水地区での「市長とのふれあいトーク」に市民約60人が参加して鈴木市長に質問や直訴 (2011.7.22)

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燕市が市内3地区で順に開いている市民と鈴木力燕市長との懇談会「市長とのふれあいトーク」の2回目、分水地区会場が20日、燕市分水公民館で開かれ、市民約60人が参加して鈴木市長に質問や意見をぶつけた。

燕市分水公民館で開かれた「市長とのふれあいトーク」
燕市分水公民館で開かれた「市長とのふれあいトーク」

13日の燕市中央公民館に続いての開催で、次回は27日の吉田産業会館。この日も鈴木市長と幹部職員が出席し、鈴木力市長が「東日本大震災の対応」と「日本一輝いているまちを目指して」の二部構成で話してから質疑応答を行った。

質問はまず5日にゲリラ豪雨での被害状況対応について。井土巻のアンダーパスで排水が間に合わない事態があり、鈴木市長は昨年もゲリラ豪雨があったが「昨年の教訓が生かし切れていないと反省しきり」と謝り、「あらためて引き締めていきたい」とした。

市民の声に聞き入る鈴木市長
市民の声に聞き入る鈴木市長

認知症の父を介護する男性は、在宅介護手当の見直しで要介護2以下に月額5,000円の手当が支給されなくなることを質問した。鈴木市長は冒頭の話で見直し後も支給額は新潟市や三条市より高く、予算をサービスの充実などに振り向けたいと説明したが、男性は自身の収入も少なく、カットされると困ると訴えた。

「現金をちゃんと父親のために使っているので、できればじゃなくてこのまま続けてもらって」、「父の介護がいやだと世間に言えば批判される」と窮状を訴えた。

男性は現実を訴えているだけに鈴木市長も切り捨てるような言い方はできず、さまざまなサービスを検討していることを説明し、「具体的なことはもう少しお時間がいただきたい」と理解を求めるよりほかなかった。

終了後、鈴木市長を囲んで話す市民
終了後、鈴木市長を囲んで話す市民

以前から新しい道路は車道と歩道と段差を小さくしてほしいと市に求めていた男性は、新設の道路も段差が大きいことを指摘し、さらに通学路の踏切の改善も求め、鈴木市長はいずれもまず現状を確認したいので、都市整備部へ教えてほしいと求めた。

小学生が夜9時過ぎまでスポーツ活動をしていることを指摘した男性は、体位にも影響があるのではないかと心配した。藤沢健一教育長は、分水地域では7、8割が夜の活動に出ているとも聞いており、それが学校の活動に影響しているという話はないが、市は早寝早起きを推奨しており、慎重に検討したいとした。

ほかにも、この日から変更になった防災行政無線の放送内容、任期付け職員の退職後の処遇などについての質問があった。

また、鈴木市長はプレゼンテーションソフトを活用し、手話通訳、要約筆記も行ったこともあり、耳の不自由な人も来場していた。

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