「はしの日」の8月4日、県央食品衛生協会三条支部が恒例のはし供養祭、はし1,500膳を焼納してはしに感謝 (2011.8.4)

語ろ合わせで「はしの日」の8月4日、県央食品衛生協会三条支部は、午前10時半から三条市・八幡宮（藤崎重康宮司）でことしも「はし供養祭」を行い、はしに感謝するとともにイベントで市民にサービスした。

「はしの日」の8月4日に三条市・八幡宮で県央食品衛生協会三条支部のはし供養祭

同支部会役員や来賓など約30人が参列し、拝殿で長さ約60センチのヒノキのはしを供えて神事を行った。続いて、境内に設置した焼納台に神火をたき、支部員や市民の持ち寄った使用済みのはし1,500膳を焼納し、供養した。

藤崎宮司に続いて、参列者がひと握りのはしを神火のついた焼納台に置いて手を合わせ、食べものを口に運んでくれたはしに感謝し、延命長寿や無病息災を祈った。

供養にあわせて同支部の飲食業の店主などがその場で作った焼きそば470食やかき氷を無料で配付し、子どもたちにはスーパーボールすくいも楽しんでもらった。

この日の最高気温は33.9度で、はしの焼納が始まった午前11時はすでに32.4度の猛暑。セミしぐれのなか、集まった大勢の市民は、焼納される箸の炎に手をあわせると、行列に並んでかき氷を受け取り、拝殿の脇など日陰に座ってほっと一息ついていた。