鈴木燕市長が定例会見、「燕市新商品調達制度」認定商品第1号誕生、70歳以上のひとり暮らしに救急医療情報キットの配布、天神講関連イベントなど (2012.1.31)

新たな事業分野の開拓を図る事業者が生産する新商品を、市の機関で調達機会の拡大を図ることでその販路開拓などを支援することを目的に昨年スタートした制度。その認定第1号で株式会社シンドー＝燕市燕＝の「ユニセーフステップ（すべての人にやさしい踏み台）」（1万6,500円）を認定した。この踏み台は従来品より傾斜角が緩やかなため安定しており、女性やお年寄りが安心して使える。

燕市新商品調達制度」認定商品第1号となったシンドーの「ユニセーフステップ（すべての人にやさしい踏み台）」

2月の高齢者見守り強化月間にあわせて救急医療情報キットを導入する。キットには、かかりつけ医、服薬、緊急連絡先などを記入したシートを筒状の容器に入れて冷蔵庫に保管し、万が一のときに救急隊員が駆けつけたときの救命活動に役立てる。民生委員、児童委員から協力してもらい、ひとり暮らしの高齢者などに無料で配付する。

救急医療情報キットを手に鈴木市長

対象は70歳以上のひとり暮らしで、民生委員や児童員が必要と認める人約2,000人。さらにキットがあることを示すステッカーを玄関扉の内側、冷蔵庫の扉の外側に張る。

天神講の取り組みをPRするちらし

学問の神様、菅原道真公の命日をしのぶ天神講の風習を普及、宣伝するため、天神講に関するイベントをバージョンアップして展開。ことしは新たに「越後つばめ天神講菓子展」を市内3カ所で開催。さらに、道の駅国上では「道真くん」をグレードアップしてかわいい掛け軸を手作りで製作するイベントを実施する。

• 「越後つばめの天神講菓子展」を開催
  • 市内4つの菓子店の協力で天神講の菓子を展示、即売する。
    • 期間：2月11日(士)〜25日(土)
    • 会揚：燕三条ウイング、道の駅国上、グループホーム仲町、（18日から展示だけ）
• 我が家の天神講を大募集
  • 各家庭の天神講の写真、コメントを募集し、応募されたのものを市の観光ホームページに掲載。
• 「道真くん」をつくろう！
  • 誰にでも簡単にできる「道真くん」キットを市内の各所で配布。
    • 設置場所：市内の子育て施設（児童館・子育て支援センター）、燕・分水サービスセンターと商工振興課観光振興室（吉田庁舎）
• 「道真くん」でかわいい手作り掛け軸を作ろう！
  • 和紙と色紙を使用して「道真くん」をグレードアップした、ミニ掛け軸の手作り講習会を開く。
    • 日時：2月の土･日曜の午前!0時から午後3時まで
    • 会場：道の駅国上
    • 参加費：200円
• 天神講PRのため、のぼり旗を作成
  • 天神講菓子販売の店と菓子展示会場にのぼり旗を立てて天神講をPRする。

平成23年度にいがた自主防災シンポジウムのちらし

新潟県との共催で「地域の力がみんなを守る」をテーマに、平成23年度にいがた自主防災シンポジウムを開く。県内外の団体の防災の取り組みを紹介し、いつまた起きるかもしれない災害に備えて「地域の防災活動」にどう取り組むのか考える。昨年は新潟市、一昨年は糸魚川市と共催で開かれた。

三条市・新潟県立月ヶ岡特別支援学校の生徒を市役所吉田庁舎で受け入れ、生徒たちの現場実習の取り組みを通じて卒業後の社会的・職業的自立を応援する。

「松浦 靖」世界のスプーン展 第2章の案内はがき

2009年に次いで2回目の松浦靖さんのスプーンコレクション展。松浦さんがこれまで収集した世界約100カ国・スプーン2,500本の中から世界遺産が描かれた約200本を展示。松浦さんが新たに出会った世界6カ国のスプーン約70本も展示する。