3、4日と燕市中央公民館が市民教養講座フェスティバル2012、4日は体験コーナーが山盛り、初めてのスタンプラリーも (2012.3.3)

燕市中央公民館は3、4の2日間、燕市総合文化センターで市民教養講座フェスティバル2012を開いており、同公民館主催市民教養講座を受講した人たちが1年の勉強の成果を発表している。

発表を受講生の勉強に励みに、市民から次年度の教養講座受講の参考にしらもらおうと毎年、フェスティバルを開いており、13の講座が展示や体験コーナーや発表会、作品解説・講演を行っている。

初日3日は展示がメーンで体験は彫金、実用書道、ピラティス講座の3つ。翌4日も体験を行う彫金は、講師の田公美知子さん(62)が指導して夫の哲夫さん(69)も手伝っている。3日は木の葉の小皿、木の葉のペンダントヘッド、15cm角の壁掛けの3種類をそれぞれ先着順で10人から体験してもらった。

これまではすべて参加無料だったのを今回は15cm角の壁掛けだけ1,000円の有料化したが、それがいちばん人気で、昼前に定員に達して終了。彫金は毎年、定員に達しており、有料化しても人気にかげりはなく、参加した人たちは黙々と金づちで銅板をたたいていた。

実用書道は講師の坂井由美子さんが体験を指導した。幅1メートル、長さ10メートル以上もあるロール紙に6本の筆を束ねた特製の筆で一文字ずつ、前の文字からイメージした文字を大書するという、連想のしりとり的な趣向だ。

坂井さんは「最初は遠慮されるんですけど一文字、書くと気持ち良くて、もう一文字書きたくなるんですよね。緊張感もいいみたいです」と真剣なまなざしで筆を走らせる姿に目を細めていた。

4日は展示のほかに、彫金、陶芸、絵手紙、フラワーアレンジメント、パッチワーク、英会話講座の体験、ピアノの発表会、水彩画の作品解説・講演、そして賞品として先着50人に料理B講座が作る焼きたてパンがもらえるスタンプラリーも行うので、来場を呼びかけている。4日は午前9時から午後3時まで。