映画『僕等がいた』に主演の生田斗真さんと三木孝浩監督がワーナー・マイカル・シネマズ県央で舞台あいさつ (2012.4.5)

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前後篇の2部作で前篇が上映中の映画『僕等がいた』の舞台あいさつが3日、ワーナー・マイカル・シネマズ県央=燕市井土巻=で行われ、主演の生田斗真さんと三木孝浩監督の2人が来場して詰めかけたファンを魅了した。

3日にワーナー・マイカル・シネマズ県央で行われた『僕等がいた』の舞台あいさつ後、劇場そばで生田さんを出待ちするファン
3日にワーナー・マイカル・シネマズ県央で行われた『僕等がいた』の舞台あいさつ後、劇場そばで生田さんを出待ちするファン

満員の370席のほとんどが女性の会場。舞台あいさつは、映画の上映終了直後に行われ、スクリーンから飛び出してきたように本物の生田さんが三木監督とともに入場すると、「きゃ〜!」っという歓声に包まれ、感激から泣きだす人もいた。

生田さんは、光沢のあるグリーン系の色のブルゾンに白いTシャツのカジュアルなスタイル。「皆さんがこの映画を楽しんでくれたらうれしいなと思っています」とあいさつ。司会や観客からの質問に答えるスタイルで行い、生田さんは新潟には10代のころ友だちと新幹線でスノーボードをしに来たことや、三木監督とともに映画の見所や北海道釧路での撮影エピソードを話した。

この映画のようなラブラブな恋をするにはどうしたらいいかと中学生に質問された生田さんは、「そんな恋してなかったなあ」と言い、高校生のころは男友だちとあほなことばっかりしていたので、意外と女子からは敬遠されてさびしい高校生活だったと話した。

作品について三木監督は、「後篇もさらに怒涛の展開も待っておりますので、ぜひ楽しみにしていてただいて、さらに生田斗真氏のお芝居の矢野の切ない表情がたっぷり堪能できると思います」。

生田さんは、「僕等がいた前篇は、人に恋をするというお話です。後篇は人を愛するというお話です。この前篇後篇2つの物語を見ていただいて、初めて僕等がいたが恋愛ストーリーとして完結をします」と話し、「前篇でずっと恋をし続けて、4月21日後篇で公開になります、そのときにその恋を皆さんで愛に変えてほしいと思います」と話した。

約20分間の舞台あいさつの最後に生田さんは、この日の暴風雨にふれ、「皆さん本当にきょうは気をつけて帰ってください。家に帰るまでが『僕等がいた』です」と観客を気遣い、観客の大きな拍手に送られた。

舞台あいさつが行われた回の370席のチケットは発売と同時に完売した。チケットを買えなかったファンも生田さんを一目も見たいと数百人が同劇場前に集まった。

『僕等がいた』は人気コミックスが原作のラブストーリーで、前篇と後篇の2部作。主演の生田さんと吉高由里子さんをはじめ、高岡蒼佑さん、本仮屋ユイカさん、比嘉愛未さんなどが出演。主題歌はMr.Children。前篇は3月17日から公開中で、後篇は4月21日公開。

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