スワローズファン対象の農業体験田「スワローズ・ライスファーム」の開園や「つば九郎ECOカップ」の販売でことしもスワローズとの連携を推進、強化 (2012.4.26)

鈴木力燕市長は26日、定例記者会見を行い、スワローズファン対象の農業体験田「スワローズ・ライスファーム」の開園や「つば九郎ECOカップ」の販売など、燕市はことしも東京ヤクルトスワローズとの連携をさらに推進、強化する。

「スワローズ・ライスファーム」は、JA越後中央燕支店前の水田に開設し、5月26日に市民とスワローズファンが参加して田植えを行う。スワローズのマスコットキャラクター、つば九郎も参加。田植えのあとつば九郎米やつば九郎ECOカップを販売する。

これにあわせて、ヤクルト側の主催事業としてHISが新宿発着の日帰りバスツアー「つば九郎といこう！ロハスな田植え体験とのんびり温泉てまりの湯」（8,980円）の参加を募集している。

ツアー参加者は、田植え後は地元農家が作った田舎風弁当、田舎風味噌汁で昼食後、ふれあいパーク手まりの湯の温泉に入り、燕三条ファクトリーアウトレット「ストックバスターズ」で買い物して帰る。田植えはツアー参加者以外は申し込みの必要はない。

「つば九郎ECOカップ」はモノづくりのまち燕とのコラボレーションアイテムとして企画した。燕の研磨技術で生まれたクリーミーな泡立ちで人気のステンレス製ECOカップにつば九郎のイラストをデザインしたもので2,500円。都内ではえちご燕物産館両国店、同町田店、地元では燕三条地場産業振興センター、燕三条駅の燕三条Wingでこの日、販売開始した。ネットショップ「燕三条金物本舗」でも扱っている。

新デザインも計画中で、「スワローズ・ライスファーム」で田植えが行われる5月26日に第2弾、プロ野球公式戦 in ハードオフエコスタジアム新潟 ヤクルト対巨人戦が行われる9月8、9日に第3弾を発売する。また、公式戦にあわせて「スワローズ・ライスファーム」の収穫は間に合わないが、別の田んぼでわせ品種の稲刈りも行う考えだ。

鈴木市長は、昨年11月に発売したJA越後中央管内で収穫したコシヒカリとつば九郎がコラボした「つば九郎米」は、この4月22日までに5.5トンが売れ、リピーターも増えていると喜んだ。このゴールデンウイークにヤクルトファン同志で結婚するカップルから引き出物として注文を受け、依頼を受けて燕市が「つば九郎米」の販促用に製作したのぼり旗を貸すことになったエピソードも紹介した。

ツイッターやフェイスブックでもヤクルトファンの燕市の認知度は高まっており、自身のブログもつば九郎を扱うと倍のアクセスがあり、燕市への関心が高くなっていると喜んだ。

また、市長就任から2年たち、任期を折り返したことについての質問には、1年目はトップセールスで自ら売り込もうと取り組み、2年目にヤクルトとの関係で新たな情報発信の可能性が広がり、燕市のイメージアップは功を奏したと話した。

教育を含めた子育て支援はどんどん改革を行い、燕の特色ある取り組みがスタートできた。成果が見えるのは時間がかかるが、ひとつの方向へ向かって歩み出した。健康づくりはすぐに動いたが、高齢者の福祉、医療の在り方の研究を3年目は具体的な方向に歩みたいとした。「この2年間で新しい方向性に向かって歩み出すことができた」と総括し、これからの2年間を頑張っていきたいと話した。

このほかに5月26日に燕市吉田ふれあい広場前の田んぼで行う恒例の田んぼアートの田植え、「つばめっ子かるた」（1,000円）と「燕ジュニア検定問題集」（500円）の一般販売の開始、燕・弥彦・寺泊をめぐる日帰り観光バスの運行開始、新庁舎の売店出店者の公募について話した。

関連リンク

• 平成24年4月26日　定例記者会見｜燕市（新しいウィンドウで開く）