5日の三条マルシェで地元高校生43人がその名も「マルシェ部」でボランティアスタッフとして活躍 (2012.5.6)

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5日、ホコテンにした三条市役所通りなどを舞台に開かれた「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」は、2万人を超す来場者を集めたが、その裏では「マルシェ部」の部員に手を上げた地元高校生43人がボランティアスタッフとして活躍した。

三条マルシェが終わってその足で開かれた「マルシェ部」の反省会
三条マルシェが終わってその足で開かれた「マルシェ部」の反省会

部員は三条市内と加茂高校の高校生で3年生、女子が中心。生徒会役員が多い。ホコテンの三条郵便局側の入り口に本部を設置した。胸につけた「マルシェ部」とあるオリジナルの缶バッジが部員のあかしだ。

 マルシェ部員の胸にはオリジナルの缶バッジ
マルシェ部員の胸にはオリジナルの缶バッジ

来場者を案内するコンシェルジュ役、来場者のアンケートを取ったり缶バッジを販売する班、会場を取材して学校新聞など外へ発信していくジャーナリストの3つに役割を分担した。加えて出店者の要望を受けて販売を手伝ったり、会場の設営や撤収の力仕事も手伝ったりと活躍した。

マルシェ部の部長は、三条マルシェ実行委員会の実行委員、会社員高橋昌弘さん(27)=三条市本町1=。「30人くらいを想定していたので仕事が足りなくて。新たに仕事を考えたりして、うれしい悲鳴でした」と大勢の部員が集まったことを喜んだ。

昨年秋の三条マルシェから高校生のボランティアスタッフを募って参加してもらっている。今年度はその活動をより組織的に、継続性のあるものにしようとなった。堅苦しく感じないように校外での課外活動のようなイメージで「マルシェ部」とネーミング。学校から生徒会を通じて部員を募ってもらった。一度だけ4月20日にマルシェ部説明会を開いて打ち合わせして当日を迎えた。

マルシェ部の本部で缶バッジを販売する部員
マルシェ部の本部で缶バッジを販売する部員

本番が終わるとその足で午後5時から「palette」=三条市横町1=で反省会を開いた。もちろんアルコール抜きのジュースで乾杯。「初めてなのにみんなきびきびしてた」、「自分から積極的に仕事ができた」、「みんなの楽しんでいる笑顔が良かった」という意見があった一方、「本部の場所がわかりづらかった」、「店の位置を把握していなかったのでうまく案内できなかった」、「行列の並び方が通路の邪魔になっていた」、「もっと子どもが楽しめるイベントがあった方がいい」など、次回につながる反省もたくさん出た。

三条商業高校生徒会会長の3年生土田彩花さん=加茂市=は、1月の三条マルシェのボランティアに続いて2回目の参加。ボランティアに関心があり、「おとなになってからボランティアは難しくなるので貴重な機会と思って」と参加した。将来は「笑顔を見ると達成感を感じることができるので、人の笑顔が見られる仕事に就きたい」。

 撤収作業を手伝うマルシェ部員
撤収作業を手伝うマルシェ部員

今回の役割はジャーナリスト。来場した市民から「生の声が聞けたのが良かった」と言う。残念ながら次回は英語検定と重なって参加できなくなりそうだが、「三条マルシェでの体験を学校に広げ、1、2年生にも報告して次回からの参加につながればいい」と期待している。

部長の高橋さんは、初活動にもかかわわらず「もっとバタバタするかと思いましたが、よく働いてくれ、本当に助かりました」と振り返り、「これだけの仲間が集まったので、これだけに終わらせずに、学校を超えたつながりをさまざまな方面に生かしていってほしいですね」と頼もしく感じている。

マルシェ部部長の高橋さん
マルシェ部部長の高橋さん

次回の三条マルシェは、6月9日に東別院、本寺小路、昭栄通りを会場に開き、そのためのマルシェ部ミーティングは5月25日午後5時から「palette」で開くので、新たな高校生の参加に期待している。参加したい人や問い合わせは部長の高橋さん(電話:090-5410-7332)へ。

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