次期衆院選で自民党が公認する新潟四区の金子氏、二区の細田氏が燕三条で街頭演説、自民党の谷垣総裁、小渕衆院議員が応援(4/4)【谷垣禎一総裁】 (2012.9.6)

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谷垣総裁は小渕衆院議員の演説が始まって間もなく、到着し、「なぜ燕へ来たのか」から話した。8月8日の野田首相との党首会談で、野田首相から近いうちに解散、選挙をすると聞いた。選挙は間もないなら、党のいちばん重点候補のところに自分が行ってお願いしなければと、北海道のあとに新潟に来た。日本海側の大事なところのひとつが新潟県。しかし小選挙区では自民党の衆院議員がひとりもおららず、新潟の声を十分に聞くことができないと新潟にあいさつに来た。

谷垣禎一総裁
谷垣禎一総裁

民主党に限らず自民党に対する目も厳しい。自民党が反省し、変わったことのひとつの証拠が金子氏。「公募に手を上げて、公募で正々堂々と候補者に選ばれた」。このことが反省のひとつで、新しい血を入れ、固定的な自民党の政治家のイメージを変えなければならない。

もうひとつの反省は長い間、政権にいて目線が高くなった。地域を重視し、ひざをまじえ、目を見交わしながら声を吸い上げて政治をするのが本来の自民党だった。全国500カ所の小さな集会に首相経験者から出てもらい、地域を大事にすることをもう一回きちっとやる。金子氏は市議、県議を務め、地域、地域の仕組みを良く知っている。国会議員になれば国だけの立場で考えるのではなく、「新潟の現状を見詰めながら皆さんの声をきちっと生かす、そしてどうやったら皆さんの声が本当に政治のルートに乗っていくのか、そのことをわかりながら政治をしていただける素晴らしい候補者」と絶賛した。

谷垣禎一総裁

自民党がやらなければならないのは、まず経済の回復。日本の長所を出し、地域の経済、町おこしにもっと力を入れる必要がある。燕三条は社長の割合が全国でいちばん多いと聞いた。そうした地域の経済を支える中小企業が地域に腰を据えて仕事ができるようにきめ細かい対策を考えなければならない。「自民党にその経験、ノウハウがたっぷりあります」。

外交を立て直す必要がある。野党だが本当に大事な外交では与党に協力しなければならない。再開している北朝鮮との政府間交渉は「ぜひ頑張ってもらい、拉致にも一定の進歩ができるように我々野党としてもそうしたことは一生懸命、応援いたします」。竹島の問題を国際司法裁判所に提訴するのは、自民党も政府をバックアップするが、「率直に言って、少しなめられなあという感じはぬぐえません」。

日本の立場をしっかり主張する外交が必要で、日本は周辺の国から尊敬される国だった。日米が太平洋をはさんでしっかり手を握り合って安全保障条約を結び、アジア太平洋地域の平和の基盤を日米で作っている。自由主義経済の反映の基礎条件もつくった。

谷垣禎一総裁

鳩山元首相の「最低でも県外」と言った。沖縄の負担は軽減する必要があり、「沖縄の負担が本当は再来年には解決するところまで自民党政権ではいっていた。ところが、そうやって組み立てた努力をすべて打ち壊す外交をやったのが鳩山さんです。ですから民主党政権ではこの外交の立て直しは不可能」で、自民党は必ず立て直すと強調した。

震災の復興、首都圏の直下型地震が起これば日本の神経系統はまひしてしまう。もう1回、多極分散を考える必要がある。豪雨や大水害もあり、やっぱり「コンクリートから人へというだけでは安心して暮らすことができない。こういったことも自民党はしなやかで強靱な日本をつくる、もう1回やらしていただきます」。

新潟にはエネルギー政策で世話になっている。原発以外のエネルギーも積極的に探し、技術革新を起こす必要があるが、「エネルギーを安定的に供給しなければ日本の産業というものはおかしくなってしまう。海外にどんどんどんどん企業が出ていくようになってしまったら、雇用も何もなくなってしまう。エネルギーの安定供給のためには安全生をしっかり確認することが第一ですが、同時に原発の再稼働もその前提のうえでやるべき必要がある」と原発再稼働は必要との考えを示した。

谷垣禎一総裁

自民党が政権をとったらやるべきことがたくさんある。最後に皆さんと一緒にやりたいのは、「もう一回、もっとまじめな政治、もっと緻密な政治、もっとまともな政治をもう一回つくりあげたいと思うんです。できもしないマニフェストで皆さん3年前、一回、民主党にやらせるのもいいかなとお思いになったかもしれません。しかし、今、がっかりしておられると思う。できもしない耳障りのいいことばっかりやって、やっぱりだめだった、もし今度、自民党が政権を取り戻すのに、同じ手法を使って自民党に政権を任せたけれども、やっぱりできなかった。耳障りは良かったけれどだめだった。こういうことになったら政治に対する絶望は決定的なものになります。わたくしどもが皆さんと一緒に築きあげたいのは、もう一回、まっとうな、まじめな、そういう政治を必ずつくりあげたい。そして、日本を安定した発展の道筋にのせていきたい」。

そして金子、細田両氏が必ずそういう大きな力を発揮してくださると存じます。近いうちの総選挙、どうぞ皆さんのお力を」と締めくくった。


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