29日に済生会三条病院で入場無料の市民公開講座「睡眠時無呼吸症と良い眠り情報学」、毎回好評の睡眠無料相談会も (2012.9.18)

三条市大野畑、済生会三条病院（郷秀人院長）と帝人在宅医療株式会社では、NPO法人新潟睡眠障害を考える会の後援で29日午後2時から同病院で入場無料の市民公開講座「睡眠時無呼吸症と良い眠り情報学」を開くので、睡眠時無呼吸症のおそれがある、いびきで困っている人、いくら寝ても熟睡した感じがしない人、昼間に眠くて仕方ない人に眠りの相談医が答えるので、本人や家族の来場を呼びかけている。

29日に済生会三条病院で開かれる市民公開講座「睡眠時無呼吸症と良い眠り情報学」のちらし

同病院の渡辺健雄呼吸器内科医長が「睡眠時無呼吸症とは」のテーマで講演、同じく小浦方啓代呼吸器内科医長が「睡眠時無呼吸症Q&A」でコラムのあと、篠田耳鼻咽喉科医院＝三条市東本成寺＝の篠田秀夫院長が「日本人の睡眠時無呼吸症候群」をテーマに特別講演。篠田院長は日本耳鼻咽喉学会専門医で日本睡眠学会認定医、NPO法人新潟睡眠障害を考える会事務局長兼副理事長で、眠りの専門医から睡眠障害のエキスパートの最新の情報を聴き、4時半に終わる。

公開講座が終わったら睡眠無料相談会を開き、先着10人限定で県内の眠りの専門医が睡眠にかかる相談や悩みに答える。

毎年恒例の講座でことしで3年目。とくに個別に気軽で専門医に相談できる睡眠無料相談会が好評と言う。を睡眠時無呼吸症は、眠っているときに呼吸が止まったり低呼吸になったりする病気。一般に認知されているようになっている。太った年配の男性に多いとされるが、やせている人や最近は子どもにも見られるようになっており、注意の必要がある。

いびきや眠りの質が気になっている人、また、身内の睡眠時無呼吸症に気付いている家族など、無料で相談まで受けられるので、この機会に受講をと呼びかけている。受講の申し込みは必要なく、会場で午後1時半から先着80人を受け付ける。会場は同病院2階講義室。問い合わせは同病院（電話：0256-33-1551）地域連携室の近藤さんへ。