NPO法人地域たすけあいネットワークが会報紙「かけはし」をリニューアル、地域や三条市全体の読書も想定しただれでも楽しく読める内容に魅力アップ (2012.9.25)

取材依頼・情報提供はこちら

NPO法人地域たすけあいネットワーク(加藤裕子理事長)は、年4回、会報紙「かけはし」を発行している。業務に関する会員への情報伝達の手段として活用しているが、関係者以外の読者も想定した会報紙にレベルアップしようと、最新の9月1日号では編集体制も変え、内容も大幅に刷新してリニューアル。だれでも楽しく読める内容に魅力アップしている。

NPO法人地域たすけあいネットワークのリニューアルした会報紙「かけはし」を手に野島副理事長
NPO法人地域たすけあいネットワークのリニューアルした会報紙「かけはし」を手に野島副理事長

9月1日号は、A4判8ページ立て、一色刷の体裁はいつも通り。最も大きく変わったのがわかるのが、真ん中4、5ページの見開きを使った特集だ。どこかで聞いたような「ぶらたすけ」のタイトルで、同ネットワークの旧鍛冶町や本町周辺の名店に隠された歴史を広報取材班が現場に出向いて紹介するシリーズ企画だ。

第1回は「かじまちの家周辺の食べ物屋さん編」。同ネットワークが間借りする「かじまちの家」の寿司の「大橋屋」、八幡宮裏手で開かれる二・七の市、パンの「マキノパン屋」、カレー中華でおなじみ「大黒亭」を取材、略図と写真付きで掲載する。取材に回っているようすを撮影した写真も載せて顔の見える紙面づくりにも好感や共感を抱く。

それぞれの情報を正面から伝えるだけにとどまらず、大橋屋の主人は映画制作を手掛けいるというサイドストーリー、大黒亭は初代から今の三代目までの3つの店舗の写真を並べて歴史を語る。読者の日常に寄り添うような構成だ。

デイサービス、障害者自立支援、訪問介護、たすけあいと、行っている各事業の紹介も特集。職員にとっても担当以外の部門の活動のようすを目にすることはなく、事業全体のようすをつかむのに役立ったと言う。

職員紹介の写真もこれまでのように証明写真のような味気ないものではなく、事務所などで撮ったスナップ風な写真を使って読者との距離を縮める。介護用品のリサイクルコーナーももうけ、読者とのコミュニケーション、読者同士のコミュニケーションも図るようにした。

今回のリニューアルを最も象徴する見開き2ページを使った「ぶらたすけ」のコーナー
今回のリニューアルを最も象徴する見開き2ページを使った「ぶらたすけ」のコーナー

一定の役割を果たしてきたが、50号以上を発行し、マンネリ化してきたのも事実。会員600人で発行部数800部。公民館などで公共施設に置いてもらう分もあり、手に取ってもらえないことにはせっかくの情報発信もむだになる。そこで刷新に踏み出した。

そのために広報委員をこれまでの2人から5人に増強。外部の目を紙面づくりに生かそうと、燕三条地域のまちづくりや首都圏との連携事業でけん引車的な役割を果たす三条鍛冶道場企画振興委員の埼玉県出身小山雅由さん(32)も広報委員を頼んだ。何カ月も前から新しい紙面の構成を練り、取材には2日間かけた。

野島理恵子副理事長は、「今まではは会員向けに中で起こったことを載せてきました。生きた情報がありませんでした」と反省がある。「もう一歩、上を目指し、地域や三条市全体へ向けた情報発信をと考えました」。9月1日号を発行後は「掲載した店へ行ってみたという人が何人かいました」と驚く。

外部の人に届くような内容にした結果、会員にも紙面の情報が伝わるようになり、今までにない手応えを感じている。すでに来年1月1日号の取材先も、和釘や近くの工場に目をつけている。

関連リンク

spacer コンテンツ
spacer ショップ検索

公共施設も検索可能
分類別検索はここ

...詳細


燕西蒲勤労者福祉サービスセンター
燕三条のお悔やみ情報「縁をむすぶ」
三条パール金属スタジアム・サンファーム三条
外山産業グループ 外山産業、外山工業、グリーンライフ、メッツ
損害保険・生命保険・資産運用のことなら株式会社エフピーエム
スノーピーク オフィシャルサイト アウトドア/ナチュラルライフスタイル用品 製品 製造・販売メーカー
スポンサードリンク

■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved.
三条・燕、県央の情報「ケンオー・ドットコム」kenoh.com