次期衆院選に向けて新潟県第四区選出菊田真紀子衆院議員の選対本部事務所開き、支持者約250人が集まって必勝を誓う (2012.10.16)

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次期衆院選に向けた新潟県第四区選出菊田真紀子衆院議員の選対本部事務所開きが13日行われ、支持者約250人が集まって必勝を誓った。菊田氏は次期衆院選は「正念場の戦い」になるが、「絶対に時計の針を戻してはならない」と支援を願った。

 菊田真紀子衆院議員の選対本部事務所開き
菊田真紀子衆院議員の選対本部事務所開き

選対本部は前回と同じく3年前に「決戦の夏」を制して民主党が政権奪取したときと同じく民主党新潟四区事務所の2階に開設した。皮切りにあいさつに立った選対委員長の元県議、滝口恵介氏は、国定勇人三条市長をはじめ「ここを選挙事務所にして負けた候補は一度もありません」とげんを担ぎながらも、「基本的には民主党は大変だね」と言われ、「新聞は一方的な見方ばかり」で民主党に強い逆風が吹くなか、「わたしがどんなに力んでも、本人も頑張り抜くのはもちろん、それだけでは選挙に勝てません」と支持者の力添えを願った。

 選対本部の委員長の滝口恵介さん
選対本部の委員長の滝口恵介さん

選対本部長の内山五郎県議は、菊田氏が外務大臣政務官や党の要職を務めた実績を強調。民主党として約束したことが実行できていないことは批判もやむを得ないが、「自民党政権に戻っていいんですか?」と問い、自民党は「利権行政に戻ろうとしている」と批判した。

選対本部長の内山五郎県議
選対本部長の内山五郎県議

菊田氏がこの選挙を乗り越えれば「党の本当に重鎮としてわれわれのために全力をあげてまた活動ができる」「菊田さんにいいことなんか絶対に言わないでください」、悪いことは「解決するために全力をあげます」と求めた。

来賓の国定勇人市長は、多くの国会議員を見てきたが、「菊田さんほど信頼できる人はいない」。その実例のひとつとしてことし7月にオープンした障害者福祉の拠点施設「グッデイいきいきサポートセンター」について話した。昨年、東日本大震災の発生で財務相が財布のひもを締め、国から電話で2年間先送りしてほしいという「とんでもない話」があった。新市建設計画のなかでも大きな目玉事業でもあり、菊田氏に頼んだ。

 国定勇人三条市長
国定勇人三条市長

菊田氏は「まさに鬼の形相」で厚労省の役人と「切った張ったの大立ち回り」を1時間近く演じた。厚労省の理解を得て、満額の補助金を受けて竣工できた。厚労省の対応が大きく変わったのは、菊田氏が厚労省との間で「いつもコミュニケーションをとりながら信頼関係を構築していたから」と自身の元官僚の経験からも背景を説明した。

「皆さま方には大変、失礼なことを言うかもしれませんが」と前置きしたうえで、どの政権下にあろうと霞ヶ関の役人はしっかりとした代議士は党にかかわらず応援し続ける集団と思っている。現に民主党に政権が移っても「しっかりとした自民党のなかで実績を重ねられている代議士を霞ヶ関は見殺しをすることはありませんでした」。政党の前に個人としての資質、信頼ををしっかり見ている。

霞ヶ関では「民主党の菊田先生」だけでなく、「新潟四区選出の菊田代議士」と信頼感をおかれている。民主党が政権の座を守るかどうかは「三条市長としての関心事項ではございません」ときっぱり。しかし、「菊田真紀子というひとりの代議士のこの行く末を考えていったときに今、ここは歯を食いしばって頑張るタイミング」と期待した。

三条市は菊田氏に「どれだけ恩恵を被りながら、少なくともわたしが市長就任後の6年間、過ごしてきたのかということを肝に銘じながらわたし自身も三条市の市長という立場のなかで、実績について淡々と粛々とこれから先も多くの皆さま方にお伝えしてまいりたい」、集まった支持者には「大応援団中の大応援団、幹部中の幹部」なので、本当の菊田氏の姿を伝えてほしいと求めた。

連合新潟の牧野茂夫事務局長
連合新潟の牧野茂夫事務局長

連合新潟の牧野茂夫事務局長は、9月21日の本部の中央執行委員会で連合は民主党とともに戦っていくことを確認し、連合新潟も選挙に向けて準備段階に入ったが、政権与党や連合が動くとマスコミが選挙が近いと報じるが、まだそういう段階ではない。「政権与党として過半数の議席を確保できる取り組みをやっていく」「また、次なる政権与党としてまだまだやり残している部分をしっかりやってもらって本当に自民党政権時代にあったものを払拭してもらいたい」と民主党候補の必勝を願った。

そして菊田氏があいさつ。「今度の選挙は政権与党としてあらゆる批判を受ける選挙になります」、「こんなに選挙が怖いとか、不安とか、おそれを抱くという気持ちは初めて」と胸の内を明かした。選対が組織され、大勢の支持者の激励を受けて「もう何もおそれることはない」、「これまで地道にやってきたことを多くの方々に、一人ひとりの方々にお伝えさせていただき、正々堂々と戦っていきたいとあらためて決意」した。

菊田真紀子衆院議員
菊田真紀子衆院議員

初当選から9年。野党時代に精一杯、肩ひじをやって背伸びしてきた。官僚と議論しても半分くらいはわからなかった。官僚も役所から、議員の実力がある、実力をつける議員なのかどうか値踏みされるてるところもあった。勉強し、経験を積み、外務政務官として政権与党で組織を統治する、役所の上に立って政治判断をしてい難しく、厳しい立場を任された。今は党のなかで政策をまとめる政調副会長という大きな役目を与えられている。

解散がいつかと聞かれるが、野田総理の判断することで、「わたしにはわかりません」。しかし、自民党は「解散を約束しなければ国会の審議に応じないとか、国債特例法を認めないというようなサボタージュをしていること自体が本当におかしい」と指摘。前の政権与党でもあり、駆け引きや政局優先ではなく、国民のための生活を犠牲にせず、予算をつくって執行していく決定をくださなければならない。

支持者から「必勝」花束を受ける菊田衆院議員
支持者から「必勝」花束を受ける菊田衆院議員

ただ、「こたび、国会がおかしなことになれば、あるいは解散ということになるかもしれません」と、いつ解散してもおかしくない状況にある。次期衆院選は「正念場の戦い」になるが、「絶対に時計の針を戻してはならない」。与党になったらマスコミからほとんど評価されず、ちょっと失敗を大きくたたかれるが、「また時計の針が戻ったらとんでもないことになる」。

「皆さまを信じて、そしてなによりもわたし自身が初心に立ち返って皆さま方のところにお願いに伺わせていただきたい」「また再び国会で仕事をさせていただけますよう」支援を願った。最後にガンバローコールを行って締めくくった。

約250人が参集して満杯の選対本部
約250人が参集して満杯の選対本部
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