死体遺棄の疑いで逮捕された三条市内の風俗関係会社の5人は新潟地検へ移送されて取り調べ (2012.11.6)

5日夜に死体遺棄の疑いで三条市直江町3地内の風俗関係の会社役員と従業員ら計5人の男が逮捕された事件で、翌6日はそれぞれが新潟地方検察庁に移送され、取り調べなどが行われている。

三条署から新潟地検に移送される、グレーのフードをかぶった31歳の従業員

三条署によると同社役員の長井貴由樹容疑者(42)はじめ5人は5日朝、そろって三条署に出頭した。3日の日中に男性の同社従業員Aさん(当時29)が同社の事務所内で死亡したことから、同事務所内の倉庫に遺棄したと供述した。

その後、5人は近隣の警察署に分散され、6日にそれぞれ新潟地検に移送された。三条署からは6日午後1時前に31歳の従業員が警察車両で移送された。死亡した男性Aさんの遺体は同6日に司法解剖が行われており、死亡原因などを調べている。

入り口がブルーシートで覆われた会社

また、Aさんが死亡、遺棄された会社事務所は一部2階建ての建物で、黒っぽい塀で囲まれた敷地内には住宅のような部分もあるようだが、入口には捜査のためにブルーシートがかけられ、中を見ることはできない。営業実態については今後の捜査によるが逮捕された従業員は住み込みで働いていたようだ。