つばめ「女と男」ふれあいフェスタ2012、テレビアニメ「サザエさん」のマスオさん役の声優、増岡弘さんの講演を約260人が聴講 (2012.11.26)

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男女共同参画社会づくりの推進の一環で燕市は25日、燕市文化会館で「つばめ『女と男(ひととひと)』ふれあいフェスタ2012」を開き、テレビアニメ「サザエさん」のマスオさん役の声優、増岡弘さんによる講演会を約260人が聴講した。

25日、燕市文化会館で「つばめ『女と男(ひととひと)』ふれあいフェスタ2012」の講演会の講師、テレビアニメ「サザエさん」のマスオさん役で知られる声優、増岡弘さん
25日、燕市文化会館で「つばめ『女と男(ひととひと)』ふれあいフェスタ2012」の講演会の講師、テレビアニメ「サザエさん」のマスオさん役で知られる声優、増岡弘さん

増岡さんは「サザエさん」の主題歌に乗って登場した。メタルフレームのめがねをかけ、黒のダブルのブレザーの胸にポケットチーフ。マスオさんをかたどったピンバッジも刺し、アニメのマスオさんよりはるかにおしゃれな印象だ。

テーマは「マスオ流男女共同参画〜サザエさん一家は幸福みつけの達人ぞろい〜」。あいさつ代わりにさっそくマスオさんの声で「ただいま!、タラちゃん、いま帰ったよ!。サザエ〜遅くなった」と話すと、誰もが頭のなかにマスオさんのキャラクターの映像が浮かび、講演が進むにつれて増岡さんがマスオさんのようにも見えてきた。

 講演会を約260人が聴講
講演会を約260人が聴講

「サザエさん」のテレビアニメが始まったのは43年前の昭和44年。増岡さんはマスオさん役の2代目で、スタートから4年半たってからずっと担当している。自身は昭和11年生まれ。「実はわたし30を過ぎてるんですよ」と言ったり、自身の30年後を想像したかすれ声を出して見せたり。サザエさんがカツオの尻をたたくのが上手なのを「カツオのたたき」と言うなど駄じゃれもいっぱいで、漫談風に笑いも交えて来場者を引きつけた。

「サザエさん」のこれまでの平均視聴率は実に26.7%。日本に住む外国人は「サザエさん」を何回も聞いて日本語を覚える人が多いと言う。「一度、口から出た言葉はもう元には戻りません。言葉は相手に対するプレゼントです」と言葉の大事さを伝えた。

会館ロビーで福祉関係団体やJAなど5団体がによる即売コーナー、
会館ロビーで福祉関係団体やJAなど5団体がによる即売コーナー、

お母さんが子どもに使う最も多い言葉は「早くしなさい!」。本当にいいお母さんは「お母さんは早い方がいいんだけれども、何かお手伝いすることある?。これが正しい日本語だそうです」、「こういう言葉で子どもを育てたいですね」。

山形県新庄市の中学校で講演したときに、先生が騒いでいる生徒をしからずに「みんながいちばん静かだと思う雰囲気、つくってみようか?」と小さな言葉で言い、静かになると「ありがとう!」と生徒にていねいに頭を下げて礼を言った。講演後は生徒に見送られ、決して忘れられない思い出ができたことを話した。

Smile Family作品展では子どもたちが家族などを描いた絵200点近くを展示
Smile Family作品展では子どもたちが家族などを描いた絵200点近くを展示

増岡さんは録音現場での裏話や講演の経験から学んだことを話し、来場者は時間を忘れて聴き入っていた。このほか会場では、ハッピー子育てトークライブ、即売コーナー、Smile Family作品展も行われた。


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