福島県内の仮設住宅で暮らす人から新年にもちを食べてもらおうとJAにいがた南蒲職員の善意約56万円を560キロの切りもちに代えて歳暮として発送 (2012.11.30)

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東日本大震災の被災者から新年にもちを味わってもらおうとJAにいがた南蒲は29日、全役職員約700人に募金して寄せられた善意約56万円を560キロの切りもちに代え、歳暮として福島県内の仮設住宅に送る準備をした。

今も福島県内の仮設住宅で暮らす人たちに寄付する540キロのもちを準備したJAにいがた南蒲の職員
今も福島県内の仮設住宅で暮らす人たちに寄付する540キロのもちを準備したJAにいがた南蒲の職員

もちは同JA管内で生産したコメで作った「こがねもち」で、1パック1キロの計560パック。40近い段ボール箱に入って28日、三条市下保内の北営農センターに納品された。「お歳暮」と書いたのし紙を張って29日に全農物流センターに向けて出荷し、その後、福島県内の仮設住宅に配布される。

JAにいがた南蒲では、東日本大震災の発生直後から被災地の復旧、復興支援を行っている。発生間もないころには、JA新潟中央会を通じて、被災地から要望のあった飲料水、トマトジュース、梅干し、サツマイモなど51万円余りを被災地域の対策本部に発送した。

 「御歳暮」とあるのし紙を張ったもちパック
「御歳暮」とあるのし紙を張ったもちパック

その後、各自治体の要請に基づいて、炊き出し用の精米計18,500キロを提供。さらに、管内の生産者でつくる農家組合で「1件1升支援運動」としてコメの提供を呼びかけ、寄せられた約40トンを被災地に発送したほか、福島県と宮城県の病院に計20トンコメも寄付している。

人的支援でも役職員が4回、被災地でボランティアをした。昨年はまだ余震が続く5月も職員4人が6日間の日程で被災地を訪れ、JAみやぎ亘理管内のイチゴのビニールハウスでへどろの撤去を行ったのを皮切りに、6月には2人が岩手県・陸前高田市内の水田でがれきの撤去、ことしも6月に2人が仙台市内の農地でがれきの撤去、11月に全国中央会や新潟中央会の要請を受けて2人が仙台市内の農地でがれき撤去を行った。積極的に継続的な活動を展開している。

もちのパックにのし紙を張る作業
もちのパックにのし紙を張る作業

震災復興支援募金は今も継続しており、これまでに金融窓口に設置した募金箱と全役職員の募金合わせて150万円余りを寄付している。

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