柏崎刈羽原発第5号機で18体の燃料集合体の部品が変形、うち2体の燃料棒が接触していたのは国際評価尺度レベル1と評価 (2012.12.20)

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東京電力柏崎刈羽原子力発電所の第5号機の点検で、18体の燃料集合体のウオーターロッドと呼ばれる部品が曲がっているのがわかったことについて、原子力規制委員会は19日、INES(国際評価尺度)レベル1の「逸脱」に相当すると評価した。

INESは程度の軽いものから重いものへ、レベル0から7で評価される。ウオーターロッドの曲がりが見つかった18体の燃料集合体のうち、2体はファイバースコープを使った詳細点検を行ったところ、一部の燃料棒が隣接する燃料棒に接触していることがわかった。

燃料棒同士が接触したが放射性物質の漏えいはなく、炉心の形状が以上な状態で原子炉内に燃料棒が入ったと考えられ、深層防護の劣化が見られると判断し、レベル1と評価した。

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