燕市・特別養護老人ホーム「分水の里」で恒例のクリスマス忘年会、特別な昼食を味わいながらボランティアや職員の出し物を楽しむ (2012.12.23)

燕市新堀、特別養護老人ホーム「分水の里」（横山稔園長）は23日、毎年恒例のクリスマス忘年会を開き、利用者から昼食を味わってもらいながらボランティアや職員による出し物をたっぷりと楽しんでもらった。

23日に特別養護老人ホーム「分水の里」で開かれたクリスマス忘年会、童楽夢のダンス

同ホームに併設する長期入所「さと」、短期入所「てまり」、デイサービス「さくら」、デイサービス「もみじ」の4カ所に分けげクリスマス忘年会を開いた。出し物を披露したのは、職員が5チームと分水商工会青年部（久須美哲朗部長）イベント委員会、それに分水児童館の子どもたちによるダンスチーム「童楽夢」。それぞれが4会場を順に回って披露した。

施設内にはクリスマスツリーで飾ったり、職員や利用者は三角帽やトナカイの帽子をかぶったりして、ふだんとはまったく違う華やかなパーティーの雰囲気を演出した。職員は一気飲み競争したり、力士にふん装したりと、宴会芸的なノリのネタで笑いを誘った。

分水商工会青年部の出し物

分水商工会青年部は一昨年からボランティアに訪れ、昨年から出し物を披露。部員7人が参加し、うち2人が出演。2人とも全身サンタクロースの衣装で、ドリフのひげダンスの音楽をBGMにロープを立てたり、スプーンを曲げたりのマジック風の出し物や、丸めた新聞紙を入れたバケツを遠心力で新聞紙が落ちないように回す芸を披露した。

「童楽夢」の子どもたちの出演も毎年恒例。「ジングルベル」の曲などに合わせ、そろいの黄色のTシャツにボンボンを持つなどしてダンスを披露した。

職員も食事の輪に入って利用者や家族と交流

利用者に加えて利その家族も参加した。料理は利用者の要望に答えてすしを中心に、オードブル風の料理も用意した。さまざまな出し物に利用者の笑顔があふれ、職員に家族構成を質問したり、家族と一緒に記念写真を撮ったり。ふだんにはないコミュニケーションに時間を忘れて楽しんでいた。