三条、燕のメーカー19社が金物卸商社やホームセンター、小売業など対象に共同展示会「スパークメッセ2013」 (2013.1.18)

三条市と燕市のメーカー19社は17、18日の2日間、三条商工会議所で共同展示会「スパークメッセ2013」を開いており、来場した卸商社や関連業者などに各社の新商品や製品をアピールしている。

同展示会は、基本的には金物卸商社やホームセンター、小売業など関連業者が対象で、三条と燕の園芸用品や刃物、工具、包丁、キッチン用品などのメーカーが出展し、自社製品のPRや商談の場として年1回、開き19回目。

今回は三条17、燕2の計19社が出展。出展社それぞれの取引先、三条、燕をはじめ近隣の商社などに開催を案内しており、初日17日は従来の取引先や新規の来場者などが次々と訪れ、各メーカーの担当者は新商品や製品を説明したりして会場は熱気があふれた。

同展示会は、20年ほど前に鎌、鍬、園芸用品などのカネコ総業(株)が春物の展示会としてこの時期に単独で開いていた展示会が始まり。商品構成や来場者数などの面からも複数社の方がメリットもあると、ほかの業種のメーカーも加わり、19年前に三条市内のメーカー5、6社が共同で「スパークメッセ」の第1回目を開催した。

以来、参加業種も入れ替わりしながらも増えて今回は19社。出展社同士の商品は重ならないように1業種1社としており、同じ鋏メーカーでも、生花用、果樹用、金切鋏などそれぞれ得意の製品を中心に展示。昨年からは燕市内の鍋やハウスウェアなどのメーカーが加わったことで、商品構成はもとより、これまでは少なかった燕市内の取引先の来場などさらに幅が広がっている。

また、出展社によると、年1回の出展社同士の情報交換の場にもなっており、異業種での交流も得るものが多いと言う。

スパークメッセの最終日18日は午前9時から午後4時まで。対象は業者だが、興味のある一般の入場も歓迎するとしている。出展社は次の通り。

▲(有)石?剣山製作所▲カネコ総業(株)▲(株)金鹿工具製作所▲小林金物▲小林樹脂工業(株)▲小林製鋏(株)▲(株)坂爪製作所▲サミット工業(株)▲(株)須佐製作所▲(株)スリーピークス技研▲(株)滝沢製作所▲田齋のみ製作所▲(株)タダフサ▲(株)田辺金具▲(有)鶴巻刃物▲(株)ティ・エス・ケイ▲(有)梅心子▲松井精密工業(株)▲マルナオ(株)