田上町・茂野タンス店が4月から半年かけて技術を学びながらオリジナルの桐たんすを作る桐たんす教室を初開催 (2013.1.20)

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桐たんすメーカーの(有)茂野タンス店=茂野克司社長・田上町原ケ崎新田=は、4月から9月までの半年をかけて技術を学びながらオリジナルの桐たんすを作る「桐たんす教室」を初めて企画。第1期生となる参加者を2月1日まで募集し、その後、面接をして定員4人を決める。

 半年間に及ぶ桐たんす教室を開く田上町・茂野タンス店の桐たんす製造工房
半年間に及ぶ桐たんす教室を開く田上町・茂野タンス店の桐たんす製造工房

同社は年に数回、1日で完結する体験的な桐木工教室を開いている。今回はとくに「失われつつある伝統技術の継承」と「桐タンスのファンを増やすこと」を目的に、初めて本格的な技術を指導する。半年をかけて桐たんすを製作する初歩技術を学び、最後に自分が使う桐たんすを完成させる。

桐たんすを製造している現場の同社工房を会場に月2回、教室を開く。同社オリジナルのカリキュラムに沿い、6カ月間の前半で技術を集約した練習用で桐の小箱を製作。後半は職人の指導で受講生自身がデザイン、サイズ、構造を決めて、オリジナルの桐たんすを製作する。

また、桐たんすの製作に使う木工道具の玄能やかんなは、最初は同社が貸し出すが、段階が進んだら相談のうえで受講生各自で購入してもらう考えだ。

茂野タンス店3代目の茂野克司社長
茂野タンス店3代目の茂野克司社長

募集人員は4人。応募資格は、18歳以上の男女で、年齢の上限はない。参加費は1人6万円。応募締切は2月1日。応募先は、茂野タンス店で、担当は茂野社長。募集期間終了後に、申し込んだ人たちの面接を行い、半年間の教室に耐えられるかどうかなど、受講生の意思などを確認して決める。

同社は、伝統の桐たんすとあわせてモダン桐家具も手掛けて国外展開も進めている。3代目の茂野社長は、「桐たんすの学校をこの産地につくりたい」と夢は大きい。それが独立した学校なのか「科」なのか、個人でできることではなく、組合や産地、行政などの協力も必要になるが、そのために「会社で何ができるか」と考えて今回の取り組みとなった。申し込みや問い合わせは、(有)茂野タンス店(電話:0256-57-3610、電子メール:info@kamono.com)へ。

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