昨年11月から燕市吉田地区の学校給食に食材を提供する吉田野菜部会の会員に燕市教委から感謝状 (2013.1.25)

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地産地消で昨年11月から燕市吉田地区の小中学校の学校給食に食材を提供している主に同地区の専業農家の女性13人でつくる吉田野菜部会に感謝しようと25日、吉田ふれあいセンターで燕市教育委員会から会員に感謝状を贈った。

藤沢教育長から感謝状を受ける吉田野菜部会代表の横田さん
藤沢教育長から感謝状を受ける吉田野菜部会代表の横田さん

会員と合わせて、給食用に汁わんとご飯茶わんを納入する株式会社曙産業=燕市井土巻2=の大山剛代表取締役と、トレーを納入する株式会社エンテック=同市大関=の遠藤雄作代表取締役社長も出席。藤沢健一教育長から出席した一人ひとりに感謝状を手渡した。

つばけん博士のデザインをアレンジした3種類の感謝状
つばけん博士のデザインをアレンジした3種類の感謝状

感謝状は燕市ジュニア検定のマスコット「つばけん博士」をアレンジしたデザイン。つばけん博士はエプロンを着けてコックの帽子をかぶる。さらに会員用の感謝状はダイコンと長ネギを持ち、エプロンのポケットにニンニク。曙産業用は汁わんとご飯茶わん、エンテック用は給食を載せたトレーを描き加えている。

藤沢教育長は「燕に来て給食がこんなにおいしいとはわからなかった」と話し、その食材や食器を提供している会員、企業に感謝した。

燕市吉田学校給食センターが調理した学校給食、バンサンスーのサラダ、鶏肉のレモン和え、ちゃんぽんスープ、米粉パンの献立を試食した。会員は食材を提供していても、それが調理された給食を味わうのは初めて。給食を食べるのは「最初で最後らかも」とじっくり味わい、米粉パンを初めて食べた人は「すごいね、モチモチで」と新食感に感心していた。

試食した学校給食
試食した学校給食

吉田野菜部会は、わかば直売所を運営しようと発足して4年になり、今はみなみ親水公園で軒先を借りて週1回、直売所を開設している。市内小中学校の給食は、燕地区は業者委託だが、分水地区は分水学校給食センターで調理し、合併以前の平成14年から地産地消に取り組んでいる。

燕市では吉田地区でも地産地消を推進しようと昨年夏、吉田野菜部会に食材の納入を依頼した。吉田地区の学校給食は2,400人分にものぼるため、大量の食材がまとめて必要になり、生産調整が欠かせず、昨年11月に納入を開始。ダイコン、長ネギ、ニンニクをはじめ、ジャガイモ、サトイモ、ダイズまで及び、昨年12月の給食の食材で地産地消が占める割合は分水地区が15%、吉田地区で約10%となっている。

感謝状を受けた吉田野菜部会と企業で学校給食を試食
感謝状を受けた吉田野菜部会と企業で学校給食を試食

吉田野菜部会の代表、横田正子さん(64)=燕市西太田=は、「量が半端じゃないんですよ」と、種まきから会員みんなで計画的に栽培しなければならない難しさを話す。給食の地産地消には「願ったりかなったりで、品目を増やそうと頑張っています」と張り切っている。


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