三条リバティライオンズクラブが結成10周年記念事業で五十嵐川に10万尾のサケの稚魚を放流 (2013.3.25)

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三条リバティライオンズクラブ(長谷川啓三会長・会員21人)は24日、五十嵐川の渡瀬橋上流右岸で同クラブ結成10周年記念事業として市民とともに10万尾のサケの稚魚を放流した。

24日行われた三条リバティライオンズクラブ結成10周年記念事業で10万尾のサケの稚魚の放流
24日行われた三条リバティライオンズクラブ結成10周年記念事業で10万尾のサケの稚魚の放流

同クラブは、平均年齢74歳というシニア世代でつくる三条市のライオンズクラブのひとつ。環境保全事業として、市内各所で「ポイ捨てゴミ収集活動」や五十嵐川をきれいにしようと五十嵐川漁協の協力でサケやアユの稚魚の放流を行っている。

今回は、結成10周年にかけて、いつもの2倍から3倍の数の10万尾を放流することに。午前10時開会で、黄色いクラブのジャンバーを着たメンバーと集まった市民約80人が参加した。

五十嵐川に放流されるサケの稚魚
五十嵐川に放流されるサケの稚魚

サケの稚魚は、体長約5センチで背中が黒く、おなかは銀色。雲ひとつない青空の下、参加者は、元気よく泳ぐ稚魚が入った小さなバケツを手に雪解け水の流れる川辺に行き、稚魚を水の中に放した。

放流参加は3回目の三条市立月岡小学校1年生の男の子は、「頑張れ!」という気持ちで稚魚を川に放したと言い、サケが帰ってくるのも楽しみと話していた。

開会のあいさつ
開会のあいさつ

放流した稚魚は五十嵐川漁協がサケから採卵し、ふ化させた。同漁協の山井正直組合長はあいさつで、稚魚は1週間くらいで海まで行き、体力をつけて北海道、オホーツク、ベーリング海、アラスカとまわって4年後くらいに日本海、そして五十嵐川に戻ってくる。昨年は7,227匹が帰ってきたと話したが、利用されたのはうち2,200尾で、それ以外はお金をかけて廃棄したとの現実も話した。

さらに、五十嵐川は汚れており、とくにダムからいい湯らてい付近までは魚が住めない状態で、食物連鎖が崩れていると言い、「何かの機会に、環境問題への取組を考えてほしい」と呼びかけた。

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