燕市が新庁舎開庁で循環バス「スワロー号」の路線変更、燕三条駅まで延伸、ショッピングセンター前を含む11の新しい停留所 (2013.5.8)

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燕市は7日、新庁舎を開庁したのに伴って、循環バス「スワロー号」を新庁舎をはじめスーパーやショッピングセンター前の停留所を加えた新路線に変更。先に巡回バスに代えて予約制乗合ワゴン車「おでかけ きららん号」を導入しており、これで燕市の新しい公共交通システムの取り組みが完成形になった。

燕市新庁舎の循環バス「スワロー号」の停留所
燕市新庁舎の循環バス「スワロー号」の停留所

循環バス「スワロー号」は市内3地区を串刺しするように運行するバス。新しい路線は、分水地区の「長辰」と燕地区の「燕三条駅」間33.6キロを20の停留所で結ぶ。原則月曜から金曜の日中に5往復し、どの停留所で乗り降りしようと1乗車100円の料金は据え置いた。

新庁舎開庁に伴って、地区ごとの3つの庁舎に置いた停留所を廃止し、新庁舎に停留所を新設。ショッピングセンターの利用に便利な「井土巻(イオン県央店前)」、「東町(チャレンジャー燕三条店前)」、「吉田西太田(ウオロク吉田店前)」、「廿六木三(原信燕店前)」の停留所も新設したので、買い物の足として利用価値が高まった。

さらに施設では「燕三条駅」、「吉田産業会館」、「道の駅国上」、「分水保健福祉センター」、それに分水地区の「太田」と「長辰」の合わせて11の停留所を新設した。

新庁舎正面玄関の風除室には循環バス「スワロー号」の路線図を掲示
新庁舎正面玄関の風除室には循環バス「スワロー号」の路線図を掲示

燕地区に向かってはこれまで「燕労災病院」止まりだったのを「燕三条駅」まで延長し、鉄道の利用も便利に。「手まりの湯」行きはこれまでの1日1便から5便に増やした。

一方、予約することで家から目的地まで運行してくれる「おでかけ きららん号」は2月から試験運行、4月から本格運行している。それに伴って利用者が減り続けてきた3つの地区ごとに運行する巡回バスは3月末で廃止した。

「おでかけ きららん号」の1日平均利用者は2月68人、3月94人、4月113人と順調に増加している。多い日は138人の利用があり、午前中は満杯になって利用を断らざるを得ないケースも出ている。市内を2つのエリアに分けて5台で運行しているが、増車の検討が迫られるうれしい悲鳴。循環バス「スワロー号」の路線変更による今後の実績とあわせて必要があれば見直し、改善を図っていく。

「おでかけ きららん号」の回数券
「おでかけ きららん号」の回数券

また、「おでかけ きららん号」の利用料は1乗車300円で、利用者の要望に応えて300円券11枚つづりで3,000円の回数券を4月から販売している。1枚分が得になるのと、小銭を用意しなくていいのが喜ばれ、まだ集計していないが売れ行きは順調という。回数券は「おでかけ きららん号」の車内や新庁舎の生活環境課交通政策係、各サービスコーナーなどで販売している。

■燕市内 循環バス「スワロー号」時刻表(PDF 460KB)

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